Line 2022
いくつかの端末設定を変更するだけで解決する可能性があるので、LINEを開かないと通知が来ないような現象に悩まされている人は、本記事で紹介する対処法を参考にしてみてください。 この「バックグラウンド通信」が何らかの形で妨げられると、LINEアプリを起動していない間は新しい情報を取得・更新できません。その結果、「LINEアプリを開いたときに通知がまとめて届く」という現象が発生してしまうのです。 バックグラウンド通信を妨げる原因として考えられるのは、主に以下の6つです。それぞれ対処法とともに解説します。 これらの機能が有効化されている間はデータ消費量を抑えるため、基本的にWi-Fi接続時のみバックグラウンド通信がおこなわれます。そのため、移動中や外出中はLINEアプリを開くまで通知が届きません。同様の症状に悩まされている人は、一度設定を確認してみてください。 ただ、不具合等により通知機能に意図しない影響を及ぼしている恐れもあるので、念のため設定をオフにしてテストしてみるのもいいかもしれません。 特にAndroidスマホでは、オンにすると「停止中(起動していない)アプリから通知が来なくなる」「通知が遅延する」と明記している機種もあります。バッテリー残量が一定値を下回ると自動でこれらのモードがオンになるケースもあるため、身に覚えがなくても一度確認してみることをおすすめします。 Pixel:バッテリーセーバー Xperia:STAMINAモード AQUOS:省エネスイッチ Galaxy:エコモード OPPO:省エネモード もしくは、下の手順でLINEアプリを各モードの対象外に指定してください。 タスクキルをしても、スマホがオンライン状態にある限りバックグラウンド通信は停止しません。 直接的な原因になっているとはいえないものの、強制終了と再起動の繰り返しにより無駄な動作が増え、スムーズな通知取得を妨げるおそれがあります。このことについては、LINEアプリの通知設定画面でも注意が促されています。 しかし、最近のスマホは十分な量のメモリが積まれており、待機中のアプリによる動作への悪影響はあまり気にする必要はありません。そもそも、iOS・Androidともに、バッテリーやメモリは自動で最適化されます。しばらく使われていなかったり、必要以上にメモリやバッテリーを使用していたりするアプリは自動的に終了するので、ユーザー側が気にする必要はありません。 前述した内容を踏まえると、起動中のアプリを一括で強制終了させる「メモリ解放アプリ/クリーナーアプリ」、バッテリーの消費量を抑える「節電アプリ」には注意が必要です。 また、ウイルス対策アプリが通知機能に影響を及ぼすという声も耳にします。心当たりがあるなら、これらのアプリをアンインストールして通知を受信できるかのテストをおこなってみてください。 iPhoneを再起動・強制再起動する方法 機種別やり方まとめ Androidスマホを再起動・強制再起動する方法 全体的に動作がもたつき、遅くなる場合があるため「通知の表示が遅れる」といった現象を引き起こすことも考えられるでしょう。目安として内部ストレージの空き容量が10%以下の場合は注意が必要です。 iPhoneの容量不足時に空きストレージを増やす方法 全まとめ Androidスマホの容量不足を解消する方法──いっぱいになった内部ストレージの空き容量を増やす基本テク とはいえ、LINEの再インストールにあたってはトーク履歴のバックアップやアカウント情報の確認などの事前準備が必要です。時間があるときに自宅など安定した通信環境で実行してください。 もちろん、家族や友人にお願いしてメッセージを送信してもらっても構いません。