Amazon Amazon Fire Tv
価格は99ドルで今日発売される。日本での発売予定の有無は不明。
Amazon Fire Tv
アマゾンは、Fire TVシリーズに「ライブ」タブを新たに追加したと発表しました。Fire TV上で対応する配信サービスのライブコンテンツにアクセスしやすくなり、一元的に閲覧できるようになっています。 ライブタブには、DAZNやHulu、ABEMA、Twitch、Red Bull TVなどのパートナー企業がライブに対応し、各アプリで配信中のニュース、スポーツ中継、ボードゲーム、アニメなどのライブ番組が集約されます。 また、アプリ内のチャンネルの配信予定が確認できる電子番組表「チャンネルガイド」へのアクセスも簡単におこなえます。再度視聴したいチャンネルの配信状況や、お気に入りのチャンネルの配信予定を手間なく直接確認することが可能です。 ライブタブは、向こう数週間のうちに日本国内のすべてのFire TVシリーズで利用可能になります。
Amazon Fire Tv Cube 1 4890
Fire TV Cubeは名前のとおりキューブ状のコンパクトな外観で、サイズは86.1×86.1×76.9ミリ、重さは465グラム。スマートスピーカーのEchoと従来のFire TVの機能を合わせたようなデバイスとなっています。 ヘキサコアプロセッサ(最大2.2GHzクアッドコア+最大1.9GHzデュアルコア)と2GBメモリを搭載し、高い処理能力で高画質・高音質のメディアストリーミングに対応します。対応機器と組み合わせれば、Dolby Atmosに対応した立体感のあるサウンドや、Dolby VisionやHDR、HDR 10+の鮮明な映像の再生も可能です。 音声アシスタントAlexaを通じて、ハンズフリー操作に対応するのも特徴。赤外線やHDMI-CEC、Wi-Fi経由で、対応するテレビやサウンドバー、AVアンプなどをハンズフリーでコントロールできます。スピーカー内蔵しているので、テレビに接続していなくてもAlexaに天気予報やニュースを尋ねたり、音楽をかけたりすることもできます。 動画配信サービスはPrime VideoやYouTube、Netflix、Hulu、DAZN、FOD、AbemaTV、TVerなどに対応し、Alexaを通じて音声検索でコンテンツにすばやくアクセスできます。たとえば「アレクサ、ザ・ボーイズ 字幕版を再生して」と呼びかければ、テレビの電源がオンになり、Prime Videoで前回停止した場面から視聴を再開できるとしています。
Amazon Music
以上を踏まえて、それぞれのサービスの違いを見ていきましょう。 ただ、ユーザーの好みに合わせてカスタマイズされる一部のプレイリストで、リスト内の楽曲を選んで再生することは可能です。作業中/ワークアウト中にBGMとして流したいときや、特に聴きたい曲が定まっていないときは問題ないですが、目当ての曲だけを聴き続けることができないのが難点です。 個人プランの月額料金は980円です。聴き放題のサブスクリプションとしては標準的な料金設定ですが、プライム会員であればさらに100円安い月額880円または年額8800円の会員限定料金を選べます。 ファミリープランは月額1480円で、プライム会員なら10カ月分の料金で1年間使える年額1万4800円のプランも選択できるようになります。また、学生プランとワンデバイスプランは、プライム登録の有無は関係なくどちらも月額480円です。 プライムは標準以外に音質を選べませんが、アンリミテッドは再生する曲の音質を3つから選ぶことができます。以前はアンリミテッドもHD・Ultra HDは別のサービスとして別途料金がかかっていましたが、現在は追加料金なしで利用できるようになっています。 Ultra HDは、HDよりさらに高音質になります。しかし、iPhoneやAndroid端末は標準で48kHz/24bitしか対応していないため、最高音質で楽しむには、ハイレゾ対応をうたう機材(DACや対応イヤホンなど)を別途用意する必要があります。 またアンリミテッドは、ドルビーアトモスや360 Reality Audioといった立体音響技術を使った3Dオーディオフォーマットにも対応しています。iPhone XS以降など対応の端末やイヤホンを利用することで立体的な空間オーディオを楽しめるのも、プライムとの大きな違いです。 一方でアンリミテッドだけに登録しても、上記のようなサービスは付帯しません。 さらに、プライム・アンリミテッドはどちらも、初回登録者は30日間の無料体験がついています。無料体験中に解約すれば料金も発生しないので、気軽にサービスを試してみましょう。 基本はシャッフル再生のみ可能なので、自分の聴きたい曲をピンポイントで再生できないこともありますが、それでも1億曲の楽曲を楽しめます。プライムビデオやPrime Reading、お急ぎ便が無料で使えるなど、プライム会員のすべてのサービスを受けられるので、お得感は申し分ありません。 音質も標準/HD/Ultra HDの3種類から選べます。ドルビーアトモスや360 Reality Audioといった立体音響技術を使った3Dオーディオフォーマットにも対応しており、ユーザーはより没入感のある多次元的なオーディオ体験を楽しめます。音質やラインアップにこだわりを持っている人なら、最初に選ぶサブスクリプションサービスとしておすすめです。
Android
ただ、ストレージ容量が極端に少なくなったり、アプリの動作が重くなったりした場合、キャッシュクリアは有効な対処法のひとつとなります。必要に応じて、手動でキャッシュを一括・個別に削除する方法も確認しておくといいでしょう。 Webページをすばやく再表示できるほか、同じ動画を見るときにかかるデータ通信量を減らせたり、サーバー上から削除された画像でも読み込めたりと、さまざまなメリットがあります。 特に利用頻度や更新率が高いアプリは、数ギガバイト単位のキャッシュが溜め込まれているケースも少なくありません。必要に応じて、手動で削除するのもいいでしょう。 なお、キャッシュはあくまで動作速度を向上させるための一時保存データなので、削除しても問題はないとされています。少なくとも、アプリが初期化したり、アカウントが消えたりといった致命的なトラブルは起こりません。 Android 8以降のスマホユーザーは無理に一括削除する方法を探さず、キャッシュが肥大化しがちなアプリだけ個別に削除しましょう(後述)。 というのもクリーナーアプリの一部は、過去に不正アクセスやマルウェアなどの被害を引き起こしているからです。 保存されているデータが一覧で表示されるのでキャッシュデータをタップしてください。 終了後、内部ストレージ画面のキャッシュデータ項目を見ると「0」になっていることが確認できるはずです。 キャッシュが溜まりがちなアプリをチェックし、気になる場合は削除しましょう。なお、Galaxyシリーズは手順が異なるので別途確認してください。 キャッシュを削除したいアプリを選び、キャッシュを削除をタップ。削除後はキャッシュサイズが0になります。 ファイルサイズが大きい順にアプリが並びます。ここからキャッシュを削除したいアプリを選択してください。 削除後、キャッシュのサイズが0になります。 Android OSを開発したGoogleが提供するアプリなので、安全性・効果ともにサードパーティ製のクリーナーアプリより信頼できるでしょう。ただし、Files by Googleはあくまで「不要」なキャッシュデータにのみ削除を実行するため、全アプリのキャッシュデータを「0」にすることはできません。 不要なキャッシュが溜まっている場合はジャンクファイルカードが表示されるので、削除ボタンをタップします。確認メッセージとともに権限の許可が求められるので、一読して問題なければ削除をタップ。即座にジャンクファイルの削除が実行されます。
Android
本記事では、Androidスマホで各種通知を有効化する設定手順と、通知が来ない・表示されないというときの対処法をまとめて紹介します。 通知が来ない・遅い・出ない? まずチェックしたい5つの設定 Androidスマホで通知がこない原因として最も考えられるのは、通知の設定です。というのも、Androidスマホではさまざまな通知設定が存在しています。いずれかの設定が邪魔をして、スマホの通知すべてが届かなくなるケースも少なくありません。 まずは、Androidスマホの通知設定を一通り確認していきましょう。通知音が鳴らない場合は、これらの設定に加えて、以下の記事で紹介している項目も確認してみてください。 チェック1:アプリ通知の受信が許可されているか まずは、端末の「設定」でアプリ通知がオンになっているかを確認します。端末の「設定」アプリを開き、メニューから[アプリと通知]もしくは[アプリ]をタップしてください。 通知を受け取りたい(通知が来ていない・鳴らない)アプリを選択します。 「最近開いたアプリ」に表示されていない場合は、「○個のアプリをすべて表示」の項目を押すとインストールしているアプリの一覧が表示されるので、アプリをタップしましょう。ここでは、インスタグラムを選択しました。 アプリ情報の画面が表示されたら、[通知]をタップ。すると、通知される動作の種類や通知方法などが表示されます。ここで、一番上の「通知を表示」もしくは「○○のすべての通知」項目がオンになっているか、また通知を受け取りたい各項目がオンになっているか確認してください。 たとえば、インスタグラムで「ダイレクトメッセージ(DM)」の通知を受け取りたい場合は、[instagram Direct]項目がオンになっている必要があります。 チェック2:通知設定の「ポップアップ」がオンになっているか 通知を受信しても、ポップアップ(プッシュ)表示されなければ意味がありません。ここでは、インスタグラムのDMを例に、通知をポップアップ表示させる設定を紹介します。 各アプリの通知設定画面で、プッシュ通知を受け取りたい項目をタップします。一番上の「通知の表示」項目がオンになっている状態で、[デフォルト](もしくは[アラートを受け取る])に設定します。その上で「ポップアップ」のスイッチをオンにしてください。 チェック3:ロック画面通知設定がオンになっているか スマートフォンのロック中に受信した通知をロック画面上に表示したい場合は、ロック画面通知の設定も確認しておきましょう。 前述のポップアップ表示の設定と同じ画面を開き、[詳細設定]をタップ。展開したメニューから[ロック画面]を押してください。 ここで「すべての通知内容を表示する」もしくは「ロック解除時のみプライベートな内容を表示する」にチェックを入れましょう。「通知を表示しない」になっている場合、端末のロック中に受信した通知がロック画面上に表示されません。 チェック4:サイレント・通知のミュート・高度なマナーモードなどが解除されているか クイック設定パネルからオン・オフを切り替えられる Android 9 以降を搭載したスマートフォンでは、すべての通知音・着信音・バイブレーション・視覚的な通知(ポップアップ・プッシュ通知)を一括でオフにできるモードが存在します(名称は機種ごとに異なる)。 これらのモード設定中は、いくら通知設定がオンになっていようとも、強制的にすべての通知表示・通知音が停止します。通知を受け取りたい場合は、「クイック設定パネル」でオフにするか、以下の手順で特定のアプリに通知表示を許可しましょう。 端末の「設定」アプリから[音設定]や[着信音とバイブレーション][サウンド]などの項目へ進み、機種ごとに[サイレントモード](Pixel・Xperia)や[高度なマナーモード](AQUOS)などの項目をタップしてください。 ここで[すべての例外を表示][例外を許可]などをタップ。メニューから[アプリのオーバーライドを許可]を押すと、特定のアプリに通知の表示を許可できます。 チェック5:各アプリごとの通知設定がオンになっているか 端末の通知設定が正しくできていても、アプリ内の設定で通知がオフになっていれば意味がありません。各アプリにプッシュ通知の設定項目があるはずなので、そちらも忘れずにオンにしてください。 「夜になると通知が来なくなる」といった場合は、おやすみ時間モード中でないか見直してみましょう。 通知を正しく設定しても改善しない場合に試したい対処法 通知設定が正しくできているのに通知を受信できない場合は、端末/通信環境/アプリのいずれかに何かしらのトラブルが発生している可能性があります。それぞれのメンテナンスをおこないましょう。 対処法1:Androidスマホを再起動する Androidの多くの機種では側面に電源ボタンがある 基本中の基本ですが、Androidスマホを再起動するだけで改善することも少なくありません。すぐに実践できるので、まず試してみることをおすすめします。 再起動の方法はいたって簡単。端末の電源ボタンを2~3秒間長押しし、展開したメニューで[再起動]を選択するだけです。すぐに再起動が開始され、数秒ほどで端末が起動します。 対処法2:安定した通信環境でネット接続する/Wi-Fiをオフにする LINEやインスタグラム、Twitterなどインターネット接続が必要なアプリの場合、通信環境次第で通知が来なかったり遅れたりすることがあります。 モバイルデータ通信を使っているときは、(1)通信速度制限になっていないか、(2)弱電波の環境ではないか、(3)圏外になっていないかの3点をチェックしましょう。 また「家や会社から出るとプッシュ通知が一気に来る」といった現象が起きる場合は、接続しているWi-Fiが原因かもしれません。 古いWi-Fiルーターや、多数の人が接続する公共のWi-Fiなどに接続していると、電波が強いような表示が出ていても実際には通信速度が遅いというケースがあります。 そんなときは、あえてWi-Fiからモバイルデータ通信に切り替えるのもひとつの手です。画面を上から下にスワイプすると表示されるクイック設定パネルからWi-Fiのオン/オフを切り替えてみましょう。 対処法3:端末の空きストレージ容量を確保する 左:スマホの「設定」アプリから[ストレージ]に進む右:消費・占有しているストレージ容量が目安として表示される 端末の内部ストレージの空きが少ないと、スマホ全体の動作が重くなったり、固まったりといった不具合を引き起こす可能性があります。 ストレージいっぱいにデータが保存してある場合には、それらの一部をクラウドやPC、SDカード等に移して容量に余裕を持たせてあげましょう。これだけで通知を正常に受信・表示できるようになるケースも少なくありません。 対処法4:タスクキラーや節電系アプリ、端末のバッテリー節約機能の利用を停止する タスクキラーやクリーナーアプリ、節電系アプリ、端末のバッテリー節約機能(エコモード、STAMINAモード、省エネスイッチ)などを利用している場合は、利用を停止することで通知の問題が解決するかもしれません。 というのも、これらの多くはスマホの「バックグラウンド通信」を制限します。バックグラウンド通信は、アプリ操作していない状態でも裏側で情報取得・更新をするための機能なので、これが制限されると通知の受信・表示に影響を及ぼす可能性があるのです。 端末のバッテリー節約機能をオフにするには、「設定」アプリから[電池]や[バッテリー][デバイスケア]などの項目へ進み、機種ごとに以下のモードを確認しましょう。 また、各節電モードの下に[自動調整バッテリー]などの項目があります。この項目がオンになっていると、使用頻度の低いアプリの動作が制限されるため、通知が遅れる可能性があります。 特定のアプリからのみ通知がこなくなったと感じたら、こちらの項目もチェックしてみてください。 対処法5:アプリ・Android OSのバージョンをアップデートする 利用しているAndroid OSが古すぎると、アプリの最新バージョンに対応できず通知機能に不具合が発生する可能性があります。また、アプリのバージョンが古すぎて、正常に通知を受信できないケースも。 Android OSとアプリは、最新バージョンにしておくことをおすすめします。それぞれ以下の記事を参考にアップデートを試みてください。 対処法6:アプリを削除して再インストールする 左:Pixel、Xperia、AQUOSなどは画面上部にスライド右:Galaxyはメニューからアンインストール 通知設定の確認や通信環境のチェック、端末のメンテナンスなどをおこなっても改善しないケースがあります。その時は最終手段として、通知が来ないアプリをいったんアンインストールし、再びインストールして利用してみましょう。 ただしLINEトーク履歴のように、アンインストールすることで消えてしまうデータもあるので注意が必要です。アンインストールする前に、ヘルプページなどを確認しておくことをおすすめします。 ほとんどのAndroidでは、ホーム画面でアプリアイコンを長押ししながら動かし、そのまま画面上部に表示される「アンインストール」にアイコンをドラッグするとアンインストールできる仕組みです。もしくはGalaxyスマホのように、アイコンを長押しして展開したメニューから[アンインストール]を選択する場合もあります。
Android
そこで本記事では、Androidスマホの各機種(AQUOS・Xperia・Pixel・Galaxy・OPPOシリーズ)において戻るボタンを表示させる方法をまとめて解説します。 「2ボタンナビゲーション」または「3ボタンナビゲーション」を選択しまょう(機種やバージョンによって「2ボタンナビゲーション」を選択できない場合があります)。これで、戻るボタンが画面下に表示されます。 「スワイプジェスチャー」が選択されていると戻るボタンが非表示になり、スワイプによって前画面に戻る操作となります。 「両側からのスワイプジェスチャー」もしくは「その他」の「スワイプアップジェスチャー」を選択すると、戻るボタンが消えてスワイプジェスチャーでの操作となります。 ただし端末の設定では、戻るボタンを画面上などに移動させるといった大幅な配置の変更はできません。 AQUOS・Pixel・Xperiaシリーズ:「ジェスチャーナビゲーション」 Galaxyシリーズ:「スワイプジェスチャー」 OPPOシリーズ:「両側からのスワイプジェスチャー」または「スワイプアップジェスチャー」
Android 4
Androidの画面ロックに新たに「持ち運び検知機能」が追加されました。同機能は、スマートロック(Smart Lock)と呼ばれる画面ロック解除機能の4番目のメニューで、今のところAndroid 5.0 Lollipop以降を搭載する一部の端末で利用できるようです。 スマートロックの「持ち運び検知機能」とは スマートロックとは、以下のような一定条件下で自動的に端末の画面ロックを解除する機能。 信頼できる端末(Bluetoothデバイス、NFCタグ) 信頼できる場所 トラステッドフェイス(顔認識) 持ち運び検知機能 例えば「信頼できる端末」としてBluetoothでペアリング済みのスマートウォッチや車載機器を設定しておくと、それらがスマホと接続されているとき、自動的にスマホの画面ロックを解除することができます。 今回追加された「持ち運び検知機能」では、端末の加速度センサーによって端末が身につけられているかどうかを検出し、一度ロックを解除すると持ち運んでいる状態では自動的にロックを解除します。逆に、端末を机上に置いた場合など、端末が身につけられていない状態が検知されると端末が自動的にロックされることになります。 「持ち運び検知機能」を使ってみた 筆者が実際に「持ち運び検知機能」を使ってみたところ、屋外を移動中はほとんど画面ロックがかかりませんでした。 他方、電車に乗っている際は、スマホを片手で持ってあまり動かさないようにしていると、しばらくして画面ロックがかかっていました。電車の加速・減速程度では持ち運び中とは判定されないようです。 グーグルの狙い スマートロック全体の使用感としては、「自動的にロックが解除される」というよりも「自動的にロックがかかる」と表現した方が適切かもしれません。 そもそもスマートロックが導入された背景には、Androidスマホユーザーの約半数が画面ロックを設定していない現状がありました。設定しない理由として多く挙げられたのが、ロック解除の面倒さ。プライバシーのかたまりであるスマホを守るための画面ロック機能が、その煩わしさゆえに利用されず安全性を低下させているとすれば本末転倒の事態です。 そこで、グーグルはAndroid 5.0でスマートロックを導入。画面ロック機能のオン・オフを自動化し、ロックの必要性が高い状況以外は"鍵をかけない"ようにすることで、画面ロック機能の利用率向上を狙っています。つまり、ユーザーが画面ロック機能を利用してくれないなら、安全性だと考えられる状況ではあえて画面をロックしないようにするという逆転の発想を採用したわけです。 もっとも、「持ち運び検知機能」では、ロックが解除された状態で盗難に遭うと、そのまま解除された状態になりかねないという危険性もあります。その他のスマートロックについても同様に、自分以外のユーザー(特に身近な家族などのユーザー)に対するセキュリティが低下することも考慮する必要はあるでしょう。 スマートロックの導入で画面ロック機能の利用率を上げることができても、かえって安全でなくなるとすれば、それもまた本末転倒です。とはいうものの、スマートロックは、これまで画面ロック機能を設定してこなかったようなユーザー向け機能としての側面が大きい施策。Android全体としてみればセキュリティが向上する方向にあると見てよいのではないでしょうか。
Android Microsoft Launcher
Androidスマホ向けには、すでに多くのランチャーが登場しています。スマホのホーム画面やアプリの一覧表示をカスタマイズして使いやすくするためのユーティリティで、いわゆる「ホームアプリ」と同じものです。 最近リリースされた「Microsoft Launcher(マイクロソフトランチャー)」は、パソコンと組み合わせて使うと非常に便利なランチャーです。マイクロソフト製らしく完成度が高く、使い勝手も良好です。本記事ではMicrosoft Launcherの主な機能や、パソコンとの連携について紹介します。 Microsoft Launcherのインストールと初期設定 ランチャーは、ホーム画面をカスタマイズするためのアプリです。今のホーム画面を使い慣れている人は「変わってしまうのか」と心配になるかもしれませんが、設定を変更することで、現在のホーム画面とMicrosoft Launcherを切り替えられるので、安心して試してみてください(切り替える方法は後述)。 インストール手順は他アプリと同様なので迷うことはないでしょう。Google Playからのインストールを終えると、自動的にホーム画面がMicrosoft Launcherに変わります。 インストール後、起動した画面で[Launcherの設定]をタップ。MSアカウントを設定する 最初に[Launcherの設定]をタップして、Microsoftアカウントを登録しておきます。これで、様々な機能を便利に使えます。すでにMSアカウントを利用している場合は、自動的に設定されているはずです。 Microsoftのアカウントは、パソコンやスマホでOneDriveやOfficeなどを利用する時にも使います。多くの人がすでに持っていると思いますが、いずれにせよ一度アカウントを確認しておきましょう。 この画面はMSアカウントが設定済みの状態。名前の部分をタップすると設定できる MSアカウントをそれぞれ設定する。「Wunderlist」は後述するToDoに利用。すでに使っている人は、アカウントを設定しておくと便利だ 質の高いBing提供の壁紙をバンバン使える Microsoft Launcherは、好みに応じて壁紙をどんどん変更できるのが楽しいと感じるでしょう。他のランチャーとはちょっと違った機能で、かつ手軽なので、ぜひ試してみてください。 ホーム画面の[壁紙]をタップすると、壁紙が切り替わります。壁紙の写真は「Bing」からダウンロードされるもので、パソコンでも自動で壁紙が切り替わる設定がおこなえます。季節に合わせた質の高い写真が続々表示され、気分に合わせて楽しめます。 ホーム画面の[壁紙]をタップすると、壁紙がどんどん切り替わる 壁紙はBingが提供。設定メニューから壁紙を指定し、固定することも可能だ カードタイプの情報ツール「フィード」を使いこなそう Microsoft Launcherでは、情報をチェックするために「フィード」を利用します。ホーム画面を右にスワイプするだけで表示されます。フィードはカードで情報を表示する機能で、画面を上にスライドすると様々な情報が見られます。 画面を右にスワイプすると、ニュースなどのフィードが表示できる 天気予報やニュース、よく使うアプリなどは一般的ですが、Microsoft Launcherらしいフィードも多数あります。特に「ドキュメント」フィードでは、最近利用したOfficeファイルが表示され、すぐに開くことができます。OneDriveでファイルを利用した履歴と連動しているのがポイントです。 たとえば、パソコンからOneDriveのファイルを開いた情報もリンクしていますから、出先でも作業の続きがすぐにできるわけです。パソコンでMicrosoft Office 2016を利用している人は大抵OneDriveを使っているはずなので、とても重宝します。 「ドキュメント」フィードでは、最近使ったOneDriveのファイルを表示。パソコンで利用したファイルも表示される スケジュールはローカルカレンダーとリンクすれば、スマホのカレンダーと同じ情報が表示できます。また、ToDoでは「Wunderlist」のデータを表示します。フィードは自分が使うものを選んで利用でき、表示する順番もカスタマイズ可能です。 WunderlistのフィードでToDoもすぐに見られる フィードを最下段までスクロールすると、設定メニューから表示するカードをカスタマイズできる カレンダーのフィードを表示するには、アプリの権限をオンにする必要がある カレンダーアプリで表示していたスケジュールが「カレンダー」フィードでも表示できる アプリの一覧(ドロワー)をカスタマイズ アプリの一覧(ドロワー)もカスタマイズ可能です。縦スクロールにすると、Windows 10のスタートメニューのように、アルファベッド順でアプリが並びます。使い慣れないと感じる人は、設定メニューで横スクロールにすると一般的なスマホと同様に並べることができます。 左:アプリの一覧は、右上の設定から表示を垂直と水平に切り替えられる右:垂直表示。アルファベッド順でアプリが並ぶ 他にも、ホーム画面の情報表示をカスタマイズしたり、ジェスチャーを利用できたりなど機能は盛りだくさん。いろいろと試してみるとよいでしょう。 左:ホーム画面の各部をカスタマイズできるので、好みに合わせて変更しよう右:ジェスチャーも利用可能 なお、標準ランチャーと切り替えてデフォルトアプリとして使うには通常、端末の設定から「アプリ」の項目に進んで「既定(標準)のアプリ」でMicrosoft Launcherを選択します。細かい手順はAndroidのバージョンや機種によって異なりますが、必ずデフォルトのランチャーは選べるようになっています。 デフォルトのランチャーは通常、端末の設定の「アプリ」項目にある「既定(標準)のアプリ」で切り替えできる パソコン(Windows 10)と連携して使う 最後に、Microsoft Launcherをパソコンと連携して使う方法を紹介しましょう。この機能こそ、他のランチャーとは圧倒的に違うポイントで、マイクロソフトらしいところです。 ただし、利用にあたってはいくつかの条件があります。まず、パソコンのOSが最新のWindows 10でなければなりません。「Windows 10 Fall Creators Update」と呼ばれる最新版が必要です。このアップデートは自動的に割り当てられていくのですが、期間が人によって異なります。パソコンの「設定」ダイアログの「更新とセキュリティ」でアップデートを確認しておきましょう。 最新版になっていれば、設定画面に「電話」という項目が追加されます。ここに、Microsoft Launcherをインストールしたスマホが表示されれば利用可能です。表示されていない時には、国名で日本を選び、電話番号を入力してSMSを送ると表示されるようになります。 Windowsの設定画面から「更新とセキュリティ」で更新状況を確認する。「1709」がインストールされていれば利用可能だ 最新版は設定画面に「電話」が追加される 「電話」をクリックして開くと、Microsoft Launcherをインストールした電話が表示される 「電話」が表示されない場合、電話番号を入力してリンクする必要がある 準備が整ったら、さっそく連携を利用してみましょう。 スマホのブラウザで開いているページは、[共有]メニューから[PCで続行]をタップすると、パソコンで自動的に標準ブラウザ「Edge」が起動。スマホで開いていたウェブページが開くので、スマホの作業を引き続きパソコンでおこないたい時に役立ちます。 また、フィードのドキュメントで表示されているファイルリストの右にある設定から[PCで続行]をタップすると、パソコンでファイルが開きます。たとえば、スマホのWordでファイルで実行すると、パソコンでもWordが自動的に起動して該当するファイルを読み込むのです。外出先のスマホで確認した見積書や企画書を事務所に戻ってから編集したい時などにとても便利なはずです。 PCとリンクできたら、スマホのブラウザ(ChromeでOK)で[共有]メニューから[PCで続行]をタップ パソコンで自動的にEdgeが起動して、スマホと同じページが表示される Microsoft Officeアプリもスマホからパソコンに開くことができる...
Android Suica Suica
おサイフケータイに対応しているAndroidスマホでは、「モバイルSuica」「Google Pay」「楽天ペイ」でSuica発行やチャージなどができます。スマホでSuicaを管理すれば、残高確認やチャージをする際に、駅の券売機などを利用する必要がなくなるので大変便利です。 本記事ではモバイルSuicaを軸に、AndroidスマホにおけるSuicaの使い方やできることをわかりやすく解説します。 AndroidスマホでSuicaを利用するには? AndroidスマホでSuicaを使うには、「モバイルSuica」「Google Pay」「楽天ペイ」の3つの選択肢があります。それぞれの利用方法で、できること・できないことが異なるため特徴を表にまとめました。 クレジットカードの登録が必要 モバイルSuicaで使う JR東日本による「モバイルSuica」アプリを利用する方法です。公式のアプリというだけあって、3つの選択肢のなかでも利用できる機能が最も多く用意されています。Androidスマホで初めてSuicaを利用するという人は、基本的な機能がすべて揃っているモバイルSuicaアプリから始めてみましょう。 なお、本記事ではモバイルSuicaを利用した場合の使い方を解説しています。 Google Payで使う Google Payは、Googleアカウントで電子決済サービスやポイントカードを登録して管理できるサービスで、Suicaもサポートしています。他の決済サービスやポイントカードとまとめてSuicaも管理したい、という人に向いています。 1円単位でのチャージやリマインダーといった、モバイルSuicaアプリにはない機能に対応する一方で、グリーン券の購入や端末紛失時の再発行などの機能は利用できません。 楽天ペイで使う スマホ決済サービスの「楽天ペイ」上でもSuicaの発行・利用ができます。楽天ペイでのSuica利用のメリットといえば、楽天ポイントでしょう。楽天カードや楽天モバイルなど、「楽天経済圏」でポイントをたくさん貯めている人におすすめです。 楽天カードからのチャージで、200円につき1ポイントずつ楽天ポイントが付与されます。また、すでに貯まっている楽天ポイントからSuicaの残高をチャージすることも可能です。 ポイントの観点からは非常に良いサービスですが、Suica自体の機能として見ると定期券の発行ができなかったり、利用履歴が前日分までしか見られなかったりと少し物足りない部分もあります。 楽天ポイントのおトクな貯め方 徹底ガイド──還元率アップ技やキャンペーン攻略など モバイルSuicaに会員登録してSuicaを発行する 実際にAndroidスマホでSuicaを発行してみましょう。ここでは前述の3つの手段から「モバイルSuica」アプリでの方法を紹介します。 スマホでSuicaを発行する手順 AndroidスマホでSuicaを利用するには、「モバイルSuica」アプリが必要です。Google Playストアからインストールしてください。 1「モバイルSuica」アプリを起動し、利用規約に同意する 「モバイルSuica」アプリを利用するためには、会員登録が必須です。 今回は、新たに会員登録をしてカードを発行するため、[新規会員登録]を選択します。Suicaの利用規約が表示されるので確認のうえ、[同意して会員登録する]をタップしてください。 2メールアドレスでコード認証をする 会員登録に使用するメールアドレスを入力し、[メール送信]をタップすると確認コードが送信されてきます。この確認コードを次の画面で入力し、[次へ]を選択します。 3パスワードを設定する ログインのためのパスワードを入力して設定します。パスワードは、「英字大文字」「英字小文字」「数字」から2種類以上を混在させる必要があります。 4ユーザー情報を入力する 続いて、ユーザー情報を入力します。名前や生年月日、性別などを入力したら[次へ]をタップし、次の画面で入力内容を確認して[次へ]を選択しましょう。 5支払い用のクレジットカードを登録する Suicaへのチャージにクレジットカードを利用する場合は「クレジットカードを登録する」を、Google Payからチャージをする場合は「クレジットカードを登録しない」を選択します。 今回はクレジットカードを支払い方法として登録します。 登録したいクレジットカードの番号や有効期限、セキュリティコードを入力し、[次へ]をタップ。入力したカード情報に誤りがないか確認したら、[登録する]を選択します。 6Suicaカードの取り込みの有無を選択する 最後にSuicaカードの取り込みをするか訊かれます。手持ちのSuicaカードをモバイルSuica内に取り込みたい場合は、「モバイルSuicaに取り込む」を選択します。 今回はアプリ上で新たにSuicaを発行するため、「取り込まない/Suicaカードを持っていない」を選択します。 これで、モバイルSuicaでの会員登録は完了です。「会員登録が完了しました。」という画面が表示されたら、[OK]を選択します。 7おサイフケータイでSuicaをメインカードに設定する モバイルSuicaの会員登録後に、おサイフケータイでのメインカード設定が必要です。おサイフケータイでのメインカード設定を促すメッセージが表示されたら、[アプリを起動]を選択しておサイフケータイアプリを起動します。 すでに他のカードをおサイフケータイで「メインカード」に設定している場合は、[メインカードにする]をタップしてSuicaをメインカードに設定します。 なお、おサイフケータイにカードが1枚もない場合は、新規作成したSuicaが自動的にメインカードに設定されます。 複数枚のSuica登録もできる モバイルSuicaアプリでは、2枚以上のSuicaを発行・管理できます。ただし、2枚以上のSuicaが発行できる機種は限られており、現時点ではまだ多くの機種が1枚のみの対応となっています。 Suicaをメインカードに設定しなくても利用は可能ですが、改札やコンビニなどでの支払い時にいちいちおサイフケータイアプリを起動して支払いをしなければなりません。支払いの即時性が求められるSuicaの性質上、優先的にメインカードに設定しておくことをおすすめします。 2枚以上のSuicaが発行できる機種については、下記のJR東日本による資料を参照してください。 モバイルSuica・PASMO対応機種一覧(PDF) モバイルSuicaで残高をチャージする方法 モバイルSuicaで決済をするには、事前のチャージが必須です。ここでは基本となる、アプリ上でのチャージ(クレジットカード経由)の方法を解説します。また、オートチャージの条件などについても紹介しています。 「入金」をタップして金額を選択するだけ 実際にSuicaを利用するには、残高をチャージする必要があります。モバイルSuicaには、登録したクレジットカードかGoogle Payから残高をチャージできます。 モバイルSuicaアプリを開き、[入金(チャージ)]をタップすると、「1000円」「2000円」「3000円」「5000円」のチャージ金額がメニューで表示されます。 [その他]を選択すると、メニューに表示されている以外の金額のチャージが可能です。 今回は「その他」から500円分をチャージすることにしました。チャージ金額を選択した状態で、クレジットカード(登録した場合)かGoogle Payのどちらかを選択し、[入金(チャージ)]をタップするとチャージが完了します。 モバイルSuicaのメイン画面に戻ると、選択した金額分が残高としてチャージされているのが確認できます。 なお、モバイルSuicaアプリには「ちょうどチャージ」機能が搭載されています。この機能を使うと、選択した金額ぴったりになるように残高がチャージされます。 たとえば、モバイルSuicaの残高が100円残っている場合に、「ちょうどチャージ」で入金後の金額を1000円に指定すると、900円分がチャージされるというわけです。常に一定の残高をチャージしておきたいときに活用できるでしょう。 オートチャージや現金チャージも可能 モバイルSuicaへのチャージ方法は、アプリからのチャージが基本ですが、オートチャージや現金でのチャージにも対応しています。 オートチャージができるのは「ビューカード」のみ オートチャージは、改札への入出場時に残高が一定額以下のときに、設定した金額をモバイルSuicaにチャージできる機能です。 チャージの手間や、改札での足止めを防げる便利機能ですが、オートチャージが利用できるのはJR東日本の発行するクレジットカード「ビューカード」をモバイルSuicaの決済カードに設定している場合のみです。ビューカード以外のクレジットカードでは、オートチャージ機能は使えません。ビューカードは524円(税込)の年会費が必要です(初年度は無料)。 ビューカード また現金チャージは、「NEWDAYS」や「セブンイレブン」「ローソン」「イオン」などのコンビニ・スーパーや、モバイルSuica対応のチャージ機、セブン銀行ATMでおこなえます。クレジットカードを登録せずにモバイルSuicaを利用する場合は、いずれかの方法で現金によるチャージが必要となります。...
Android Market
米シマンテックによれば、アプリをインストールすると、Android端末の情報が盗まれ、攻撃者のホストに情報を送信されてしまうとのこと。送信される情報は、MACアドレス、シリアル番号、IMEI(端末識別番号)、IMSI(移動加入者識別番号)など。 ウイルスに感染すると、写真のように「Search」という名のアイコンが表示される。アプリオ編集部で試しに該当アプリをインストールしたところ、写真のようなアイコンがホーム画面に表示された。 該当するアプリの一覧は、記事の下部に示した。なかには、100万回以上インストールされたアプリも含まれている。 試しに、「Search」アイコンをクリックしてみた。すると、ブラウザが起動する。しかし、編集部でインストールした端末はSIMカードを入れていなかったので、サイトにつながらなかった。 現在は一部のアプリは削除されているが、30日時点で6つのアプリがマーケットで公開されている。 一方で、別の見解もある。 LOOKOUT MOBILE SECURITYはBlogで、マルウェアとは考えていないことを明らかにした。広告の一つで、積極的な形態ととらえている模様。個人情報を盗んだり、詐欺につながるような悪意のあるアクションが見られないようだ。そして、今後も調査を続けていくとのこと。 いずれにせよ、セキュリティ会社が取り上げていることから、怪しさは否めない。海外製のアプリで検索でもひっかかりにくいので、日本でインストールしている人は少ないと思うが、もし見かけたら、インストールはやめておこう。 Android.Counterclank Found in Official Android Market(symantec) Lookout’s take on the ‘Apperhand’ SDK (aka ‘Android.Counterclank’)(LOOKOUT MOBILE SECURITY) マルウェアが仕込まれているアプリ名 ※2011年1月30日時点
Ar
天体観測に使える星座アプリはいくつも出ていますが、実用的な機能を備えながら、宇宙への興味をかきたててくれるアプリは少ないように思います。今回紹介する「スカイ・ガイド」(iOS)は、洗練されたビジュアルとシンプルな使い勝手を持つ星座アプリ。キャンプなどに持っていって天体観測をするのにぴったりです。 「ARモード」でスマホをかざして星座を探す スカイ・ガイドは、GPSを利用した星座アプリです。空にかざすだけで、星や星座、惑星などを見つけられるようになっています。星や星座が分からなくても、画面を見れば名前を知ることができ、さらに詳細ページを表示してWikipediaの解説を読むことができます。天体観測のスポットといえば、電波の入りにくい場所も多くあります。この点、スカイ・ガイドはオフラインでも使えるので、どこに出かけても天体観測が楽しめます。 左:画面に今いる場所から見える星々が表示される。BGMは荘厳な雰囲気右:Wikipediaの記事の抜粋などもオフラインで表示される 実際に使い始めてみると、これ以上ないシンプルな使い勝手です。必要なのは「コンパスオン」と「コンパスオフ」の切り替え方を知っておくくらい。空にかざして星を探すときは、コンパスのアイコンをタップして「コンパスオン」モードで使います。そして画面をドラッグまたは拡大縮小すると「コンパスオフ」になり、天体の好きな場所を表示することができます。 星を探すときに便利だと感じたのは、「ARモード」です。コンパスオンのときにカメラのアイコンをタップすると、ARモードになります。実際の景色に星座が重なって表示され、ビルや塔などがあれば、それが星座を探す目安になるほか、建物などとの比較で星座の大きさも格段にイメージしやすくなります。ただ真上の空を探すときは意味がありません。また暗すぎるとノイズが増えてしまい、かえって見にくくなりますので、夕方や宵のうちに使うのがよさそうです。 左:カメラのアイコンをタップするとARモードに。画面を二本指でスワイプすると、ブレンディング濃度を変えられる右:真っ暗闇でも刺激が少ない「ナイトビジョン」も搭載 星をタップすると鳴る音で表面温度や明るさを表現 ところで使っていると分かりますが、星をタップすると音が鳴ります。実はこれ、星の温度や明るさによって変わる仕組みになっています。 表面温度が高い星は高音で鳴り、低温の星は低い音で鳴ります。また明るい星は大きな音で、暗い星は小さな音が鳴ります。情報ページを開けば天体の詳しい情報を読むことができますが、暗がりで記事を読むのは避けたいもの。タップするだけで星の性質が分かるようになっているのは秀逸です。暗がりの中で耳を澄ましながら星の性質を想像するのは、なかなか幻想的な体験です。 天体の検索機能や人工衛星・流星群の通過を知らせる通知機能が便利 星を探すときに、ぜひ利用したいのが検索機能です。検索機能では「星座線」「恒星」「太陽系」「彗星」などのカテゴリが用意されていて、それぞれのカテゴリを開くと明るさやアルファベット順、可視性などで並べ替えることができます。地平線の下に沈んでいる星や宇宙の深部にある銀河や星雲などは、画面をドラッグしても見つけにくいので、検索を使うのが手っ取り早く確実です。 個人的には、「夏の大三角」や「北斗七星」といったアステリズム(星群)で検索できるところも気に入っています。ただ種類が少ないのでもう少し増えると助かりますが。 左:カテゴリごとに整理されている右:リストをスワイプして情報ページを開いたりお気に入りに登録したりすることが可能 また、これは便利と感心しきり通しだったのが、上空を通過中の衛星や、近い将来ピークがくる流星群をリストで確認できることです。衛星のリストは「通過」順に並べ替えることができ、これを見れば空の上をさまざまな衛星が飛び交っているのが分かります。ISS(国際宇宙ステーション)やH-IIAロケットなどが上空を飛んでいるのを肉眼で見たいなら、活用しない手はありません。 ISSや明るいイリジウム衛星などが通過するときときは、通知も届きます。条件が合えば、明るいうちでも肉眼で見えることがあります。通知を見てからアプリを開いて、軌道を調べても余裕で間に合います。リストをスワイプし時計のアイコンをタップすることで、通知を受け取りたい衛星を個別に指定することも可能です。 左:リストには肉眼で見られるものが基本的に並んでいる。いつ通過するのかが一目瞭然右:ISSが上空を通過するときは通知が届く 時間を自由自在に変化させて、天体の動きを理解する スカイ・ガイドには、位置や日時を指定して天体の動きを表示する機能もあります。この機能は、たとえば彗星を見たいときなどに効果を発揮します。 有名なハレー彗星などは、76年に一度しか地球に近づきませんから、実際に肉眼で見られるかどうか微妙なところです。スカイ・ガイドなら、情報画面でハレー彗星の近日点の日付を調べて時間をセットすることで、地上から見えるハレー彗星を画面上で再現できます。 次回は2061年夏に見られる予定のハレー彗星。コマ(髭)やテイル(尾)も動的に再現される 画面に表示されている矢印のボタンをタップすると、天体の動きがアニメーションで再現されます。再生速度を10000倍速以上にセットすると、星々の軌跡が目に見える形で表示され、天体の動きや地球が自転しているということがより理解しやすくなります。 矢印ボタンを繰り返しタップするとスピードが増減するので、観測しようとしている惑星がいつどの方角から現れるのか、あらかじめ調べておくような使い方にもぴったりでしょう。 左:再生速度を10000倍速以上にすれば星の軌跡も鑑賞できる右:観測場所は現在地のほか地図で指定することもできる まとめ:天体観測に持っていくアプリの決定版 スカイ・ガイドは、太陽系にある身近な惑星や星座、さらに深宇宙にある銀河や星雲などを手軽に観察できる星座アプリです。似たような星座アプリには、定番の「Star Walk 2」があり、気になっている人も多いと思います。正直なところ、キャンプなどへ行ったときに星や星座の名前を知りたいだけなら、どちらを使っても大差ありません。情報量やビジュルアルの多さではStar Walk 2に分があるので、宇宙について知識を深めるという目的があるならStar Walk 2のほうがおすすめです。 スマホをかざして星座を探す、宇宙を身近に感じる天体観測アプリ「Star Walk 2」 今回紹介したスカイ・ガイドは、天体観測に特化した機能を多く用意しています。検索で表示されるリストは惑星や衛星を観測するのに、とても役立ちます。衛星をライブトレッキングしたり、彗星や星雲、深宇宙にある星団や銀河を追加料金なしで調べられるのもうれしいところ。天体観測が目的なら、スカイ・ガイドのほうが使いやすいと感じるところが多々ありました。見た目はシンプルですが、ロマンあふれる宇宙の雰囲気を感じながら天体観測できるのがスカイ・ガイドの大きな魅力です。
Au Xperia Acro Hd Is12S Motorola Razr Is12M Android4 0 Os 6
各製品のアップデート開始日や実施方法、利用可能な機能等の詳細は、正式に決まり次第、auホームページで順次告知する。 なお、NTTドコモの「Xperia acro HD SO-03D」のAndroid4.0へのアップデートは、7月以降に順次対応する予定と3月にドコモが告知している。 「MOTOROLA RAZR™ IS12M」、「Xperia™ acro HD IS12S」のAndroid™ 4.0へのOSアップデート予定について(au)
Audible 2 10 12
退会はいつでも可能。2カ月の無料体験期間終了後は、自動的に有料会員(月額1500円)に移行します。
Bing Google Windows10 Microsoft Edge
ChromeやFirefox、Safari、Operaなどの競合ウェブブラウザの愛用者でも、試しにEdgeを利用してみるというユーザーも多いでしょう。ところが、使ってみると案の定、Edgeのデフォルト(既定)検索エンジンはMicrosoftの「Bing」検索に設定されています。 新規タブの検索窓で「グーグル」と検索すると、上のようにBingの検索結果が返されます。 しかし、Microsoftの思惑は別として、検索エンジンにはBingではなく「Google」検索を使いたいユーザーが大半でしょう。そこで、ここではデフォルト検索エンジンをGoogle検索に変更する方法を解説します。 Googleマップ「ナビ」機能の使い方──基本操作から高速道路の回避(一般道)ルート検索、経由地の追加まで 重要:事前にGoogle検索ページを訪問しておく まず、デフォルト検索エンジンを設定するための下準備として、目的の検索エンジンのページ(Googleならhttps://google.co.jp/)を訪問しておく必要があります。未アクセスのままだと、設定候補に表示されません。 デフォルト検索エンジンをGoogle検索に変更する あらかじめGoogle検索にアクセス済みであれば、設定変更は簡単でしょう。 Yahoo!検索も対応 国内ではGoogleと並んでユーザーが多いYahoo!検索ですが、2015年7月時点でEdgeのデフォルト検索エンジンに設定することはできませんでした。 Edgeのデフォルト検索エンジンに設定するためには、検索プロバイダーがOpenSearch標準をサポートしている必要があります。また、検索プロバイダーがSSLに対応(URLがhttpsから始まる)していることも必須となっています。それらの要件をYahoo!検索は満たしておらず、Yahoo!検索にアクセス済みであっても検索エンジンの候補に表示されない状況だったからです。 しかし、2015年8月18日からYahoo!検索のSSL化が段階的に実施されたため、Google検索と同じ手順でEdgeのデフォルト検索エンジンにYahoo!検索を設定することが可能になっています。
Cyanogenmod Chronus
シンプルでクールなデザインの「Chronus」は、時計、天気、カレンダーの情報をまとめて表示するウィジェットだ。Android 4.1以上に対応する。 時計・天気・カレンダーをワンセットで 「Chronus」は従来、AndroidをカスタマイズしたオープンソースのモバイルOS“CyanogenMod”(サイアノジェンモッド)に同梱されていたウィジェットアプリ。CyanogenModから独立する形で、Androidでも利用できるようになった。 機能としては時計、天気、カレンダーをシンプルに表示するものだが、これらをワンセット(1ウィジェットとして)でホーム画面やロック画面に置けるのが特徴。 また外観は、フォントの微調整やカラー、各種項目の表示・非表示などを細かくカスタマイズできる。カラーなどに統一感を持たせると、よりスタイリッシュな印象になる。 なお、ホーム画面に時計、天気、カレンダーをすべて表示するには、Nova Launcherなどウィジェットサイズを変更できるホームアプリによるリサイズ(天地を延ばす)が必要となる。
D
本記事では、dマガジンに登録する(申し込む)手順や注意点について解説します。ドコモユーザーもドコモ以外のユーザーも、初回の31日間は無料で利用できます。 ファッション、ビジネス、スポーツ、エンタメ、料理など12ジャンルの1000誌以上の雑誌を常時楽しめます。最大1年分のバックナンバーを含めると、2800冊以上が掲載されています。 「おすすめ」や「ランキング」のタブでは、旬なキーワードやジャンル別のおすすめ記事や人気記事が表示されます。各ジャンルごとにまとまっているので、いくつもの記事をナナメ読みして、トレンドウォッチや情報収集をしたい人にぴったりの機能です。 また、フリーワードを打ち込んで探せる「かんたん検索」からも、読みたい記事を容易に見つけられます。 チェックした雑誌と同じように、「マイページ」タブの「お気に入り」からチェックした記事を確認できます。 試し読みができるものは、dマガジンサイトの雑誌・記事紹介ページに[試し読み]ボタンが表示されているほか、アプリ上に表示されているコンテンツのみとなっています。 また、過去には1年以上前に初回31日間無料キャンペーンを利用し現在は退会している人でも、再びdマガジンに登録すれば最初の31日間が無料となるキャンペーンも開催されていました。再登録者でもキャンペーンが適用される可能性もあるため、まずは登録画面にアクセスして確認してみましょう。 また、あまりに古い端末などはdマガジンを利用できないものもあるので、事前に対応機種一覧より確認しておくことをおすすめします。 また、非ドコモユーザーはdアカウントが必須なので、保有していない人は作成が必要です。 ネットワーク暗証番号を入力し、[申込みを完了する]を選択すればdマガジンの登録は完了です(dアカウントを利用した登録手順は後述)。 「Google」「Yahoo! JAPAN」「Twitter」「LINE」のいずれかの保有アカウントを選択するか、別のメールアドレスを手入力します。今回は、Googleアカウントを選択した場合の手順を紹介していきます。 入力したら[次へ進む]をタップします。 利用できるのはVISA、Mastercard、JCB、American Expressのいずれか。クレジットカードの番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力し、[確認画面へ]をタップします。 あとは[申込みを完了する]をタップすれば、dマガジンへの登録が完了です。 またドコモユーザーは、前述の電話番号とネットワーク暗証番号を使った登録方法のほか、dアカウントを利用しても申し込みが可能です。 続いて、dアカウントのIDとパスワード、セキュリティコードを入力してください。 [申込みを完了する]をタップすれば登録完了です。 dアカウントのIDとパスワード、セキュリティコードを入力してログインしてください。 dマガジンの登録画面に遷移したら、クレジットカードの番号や有効期限、セキュリティコードなどを入力し、[確認画面へ]を選択します。 利用規約の同意にチェックを入れて、[申し込むを完了する]をタップすれば登録完了です。
D 3
本記事では、d払い残高にチャージする方法や注意点を解説。d払いにおけるクレジットカードのお得な使い方についても紹介しています。 いずれも自分が指定した金額をあらかじめ入金することができるため、使い過ぎを防げるメリットがあります。また、クレジットカードがない場合やドコモ回線の契約がない場合でも、プリペイド形式でd払いを利用できます。 入金額と手数料(無料)を確認し、再び次へをタップしましょう。 店舗のレジで「オンライン決済」である旨を伝え、レジのタッチパネルに決済番号を入力し、チャージ金額を支払いましょう。レジでの支払いから数分後、d払い残高へのチャージが完了します。 あらかじめ知っておきたい注意点や本人確認の方法に触れたうえで、d払いにチャージする銀行口座の設定手順を解説します。 ここでは、オンラインで本人確認する手順について解説します。 オンラインで本人確認から、本人確認方法を選択します。ここではマイナンバーカードで本人確認をします。 審査後、Push通知やメール、SMS等で本人確認完了の通知が届いたら、銀行口座からd払い残高にチャージできるようになります。申込みから審査完了まで、1〜3営業日ほどかかる場合があります。 銀行口座登録が完了すると、銀行口座からチャージできるようになります。チャージしたい金額を1000円~10万円(1円単位)から選んでチャージするをタップすればチャージ完了です。 銀行口座の登録が完了すると、このオートチャージが可能になります。チャージから、登録している銀行のオートチャージ設定をオンにし、条件と金額を選択して設定するをタップします。以上で完了です。 ドコモユーザーの場合、回線契約時に対象書類で本人確認が完了していれば「現金バリュー」に設定される(料金プランにより一部機能制限あり)ほか、アプリ上で本人確認をおこなうことで「現金バリュー」の機能が利用できるようになります。 ドコモユーザーであれば、この基本還元率に加えて、d払い(コード決済)の決済回数やサービス利用状況に応じて段階的に還元率がアップする「ステップボーナス」などの特典も利用できます。 また、街のお店やオンラインストア、モバイルオーダーなど、d払い対応店舗におけるお得なキャンペーンは随時更新されており、ドコモユーザーでなくても高いポイント還元が受けられる仕組みが用意されています。 ここに、支払い方法にdカードを設定すると「d払いのポイント」「dポイントカードの提示ポイント」「dカードの使用ポイント」が付与され、dポイントの三重取りが叶うケースもあります。ただし、dポイントカードの提示でdポイントが還元されるかどうか、またポイントの還元率についても店舗によって対応が異なるため注意が必要です。
D Netflix
この記事では、両サービスを作品ラインナップや料金プラン、サービスや機能面から徹底比較しています。自分にはどちらが合っているか、ぜひチェックしてみてください。 1契約⽇・解約⽇に関わらず、毎⽉1⽇〜末⽇までの1か⽉分の料⾦が発⽣します。 別途通信料その他レンタル料⾦等サービスによっては別料⾦が発⽣します。 2⾒放題対象外コンテンツがあります。 (※2):契約⽇・解約⽇に関わらず、毎⽉1⽇〜末⽇までの1か⽉分の料⾦が発⽣します。 別途通信料その他レンタル料⾦等サービスによっては別料⾦が発⽣します。 (※3):※dポイントクラブ会員に限ります。 作品数は4400作品以上で、アニメコンテンツの配信数としては日本最大級を誇ります。普通の動画配信サービスでは見られない作品も多く、とにかくアニメだけを存分に楽しみたいユーザーにおすすめです。 すべての作品が見放題ではなく、一部レンタルもあります。アニメ関連グッズも購入可能。グッズやフィギュア購入に使えるお得なクーポンが配布されることもたびたびあります。 作品のレンタルやグッズの購入にdポイントが利用でき、同時に月額料金の支払いやレンタル作品・グッズの購入時にdポイントを貯められるのも、dポイント利用者にはうれしい特徴です。 アニメだけでなく、映画、ドラマ、ドキュメンタリーとさまざまなジャンルの作品を配信。各国の制作会社と提携し、高予算で質の高いオリジナルコンテンツを制作しています。これらの作品は独占配信となり、Netflixでのみ見ることができます。 レンタルやセルはなく、すべてのコンテンツが見放題。画質や同時視聴可能なデバイス数によって、料金プランが3つに分かれているのも特徴的です。 また、最近ではアニメ専門のクリエイティブチームを発足させるなど、アニメ制作にも力を注いでいます。100カ国以上で視聴ランキングTOP10に必ずアニメ作品が登場し、なかでも日本のアニメが注目されている現状を受け、東京にもアニメ制作拠点が開設されました。 dアニメストアは、日本のアニメが主軸ですが、Netflixは海外の作品も含めて広く配信しています。Netflixの場合、さらにオリジナルコンテンツが大きな存在感を放ちます。 たとえば2021年夏アニメは42作品、夏以前に放送されているものと合わせて69作品が配信されています。アニメが放送されていない地域でも、dアニメストアなら放送と同じタイミングで視聴できるのでリアルタイム感が味わえます。新番組をいち早く見たいという人にぴったりです。 作品数は4400以上と日本最大級。他では配信していない懐かしい作品や話題作があるのはもちろんですが、漫画やアニメを原作・原案にした2.5次元舞台(ミュージカル)やアニソンライブが見られるのも、アニメ専門サービスらしいところです。 ただ、子ども向けの作品は少なく、海外の作品もほとんどありません。こうした作品を視聴したければ、dTVやHuluなど他の動画配信サービスと併用する必要があります。 作品ジャンルは「SF/ファンタジー」「ロボット/メカ」など14カテゴリに分類されています。作品のラインナップは会員でなくてもサイト上で確認できるので、チェックしておくとよいでしょう。 なお、dアニメストアで配信されていない作品があるときは、リクエストを送信できます。寄せられたリクエストが今後の参考にされ、見たい作品が配信される可能性もありそうです。 Netflixの強みは、アニメ制作会社と提携しオリジナル作品を次々と配信している点です。「Produciton I.G」や「ボンズ」「サイエンスSARU」「MAPPA」などと提携し、ハイクオリティなアニメ作品を制作しています。 なかには、わずか4分なのに2年もの歳月をかけて作られた手描きの4K HDRアニメ『SOL LEVANTE(ソル・レヴァンテ)』のような作品もあります。Netflixの資本とアニメ制作会社が誇る最先端のアニメ技術が結実した作品を楽しめるのは、Netflixだけのメリットです。 子ども向けの作品も充実しています。『クレヨンしんちゃん』や『ポケットモンスター』『名探偵コナン』など定番作品のほか、海外作品では『怪盗グルー』シリーズや『スポンジ・ボブ』、『ひつじのショーン』など往年の人気作品も見られます。全年齢に対応しているので、家族と一緒に楽しみたい人にもおすすめです。 レンタル作品は見放題の対象外です。価格は330円から1650円まで、作品によって異なります。もっとも、レンタル作品は80タイトル前後(2021年9月時点)と少なく、見放題の作品が大半を占めています。レンタル作品は検索画面の「レンタル一覧」からチェックできます。 また、2021年9月からはフルHD画質にも対応。現在iOS・Androidデバイス、パソコンでのフルHD再生が可能となっています。今後はFire TV、Android TV、PlayStation 4、popIn Aladdinなどのアプリにも対応予定。フルHD画質のコンテンツは順次追加される見込みです。 たとえば「ベーシック」プランは、スマホやタブレットで楽しむのに最適です。解像度はSDですが、小さな画面に映して楽しむ分には問題ありません。同時に視聴できるデバイスも1台に制限されているので、ひとりで楽しみたい人向けです。 大型テレビに映して楽しみたい、家族で利用したいという人には「スタンダード」以上のプランがおすすめです。スタンダードの画質はフルHD(1080p)で、アニメ作品も鮮明です。同時視聴ができるデバイス数も2台に増えます。 「プレミアム」プランは4K画質ですが、対応している作品が少ないのが現状です。特にアニメ作品を重視している場合、コストに見合う価値を見出すのは難しいでしょう。ただ、4台同時に視聴できるというメリットはあるので、予算と相談して選びたいところです。 どちらもダウンロード機能があり、通信環境の制限を受けずにオフラインで再生を楽めます。また、いずれも連続再生や再生速度の変更が可能です。 作品のダウンロードは、アプリ(Android/iOS)からのみ可能。エピソードをまとめてダウンロードすることはできませんが、一覧でアイテムをスワイプするとすぐにダウンロードを開始できるので、不便さは感じません。 再生中は、連続再生やオープニングスキップ、1.0倍、1.25倍、1.5倍、2.0倍の変速再生機能などが使えます。2話目以降でオープニングをスキップし、続けて再生するときなどに快適です。 dアニメストアは、アマゾンのFire TV StickやグーグルのChromecast、Playstation 4(Playstation 3や5には非対応)に対応しています。また対応のスマートテレビがあればアプリをインストールし、テレビの大画面で楽しむことができます。 次のエピソードを自動再生する機能もありますが、エンディングや次回予告が飛ばされることもたびたびあります。オフにするときは、アプリではなくブラウザのプロフィール画面で操作します。 視聴中に字幕や再生速度が変えられるのも便利です。海外アニメを見るときに字幕や吹き替えが自由に選べます。また日本語だけでなく、英語を含むその他の外国語も表示できるため、語学学習にも便利でしょう。再生速度は0.5倍から1.5倍まで変えられます。 Netflixは、iOS、Android、Windows 10でアプリを用意しています。Macの場合は、ブラウザを利用して視聴可能です。ただし、4Kで再生するには、macOS 11.0 Big Sur以降や、Apple T2 セキュリティチップを搭載した2018年以降のMacが必要な点は注意が必要です。 このほかChromecastやFire TV Stick、Netflix対応のスマートテレビ、PlaystationやXBOXなど家庭用ゲーム機で楽しめます。Netflixはリモコンからすぐにアクセスできる対応テレビが多く、操作も快適です。 各作品には、キャストやスタッフのタグがずらりと並んでいます。ここから声優紹介へ進んだり、出演作を探したりでき、知らない作品を発掘できる可能性も高くなります。声優をフォローすることで、新しい作品をいち早くチェックできるのは、dアニメストアならではでしょう。 ところでdアニメストアには、「ペアレンタルコントロール」と呼ばれるいわゆる視聴制限機能がありません。R指定の作品(R15+の作品)は一部非表示になっていて年齢確認が必要ですが、プロフィール機能がないので細かな視聴制限をしたい人には物足りません。 「スタンダード」プラン以上では同時に視聴できる端末の数が増えます。家族と一緒に利用するなら、ユーザーごとにプロフィールを作成しておくと便利です。マイリストや視聴履歴が個別に管理できるので、表示されるおすすめもユーザーの好みに近づきます。 登録できるプロフィールは1アカウントにつき5つまで。プロフィールごとに5段階のペアレンタルコントロール(視聴制限)が設定でき、年齢に合わせたコンテンツ表示が可能です。各プロフィールごとに言語表示や字幕文字のフォーマットを変更したり、再生設定を個別にカスタマイズしたりすることもできます。家族で利用するのに便利な機能が充実している印象です。 アニメ作品に特化したdアニメストアは、低コストで国内アニメを存分に楽しみたい人にはうってつけのサービスです。ダウンロードや自動再生、オープニングスキップなど、効率よく多くの作品を視聴するのに快適な機能も一通り備わっています。ただし、海外作品も含めて幅広く視聴したい場合には物足りなさがあるかもしれません。 一方のNetflixは、新旧問わず話題のアニメ作品が一通りチェックできるのと、なによりここでしか見られないオリジナルアニメが大きな魅力です。日本で制作されたオリジナルアニメはもちろん、海外作品やアニメ映画が豊富な点も見逃せません。ただし、dアニメストアで楽しめるような声優作品や2.5次元舞台、アニソンといった独自コンテンツには手が届かない実情があります。 dアニメストアとNetflix、どちらか一方に絞るのではなく、必要に応じていろいろなプラットフォームを楽しむ選択肢も検討する価値がありそうです。