日本経済新聞が4日に報じたところによると、オムロンソフトウェアが開発したアプリを使うと、街頭の看板やレストランのメニューなどの外国語の表示物にスマートフォンの内蔵カメラを向けた時に、画面のなかで即座に日本語に翻訳してくれるという。2012年に発売されるスマホへの標準搭載を目指すとのこと。 英語、日本語、韓国語、中国語に対応しており、上の画像のようにカメラで映している画像の上に重なるように翻訳された文字が浮かび上がる仕組みのようだ。カメラをかざすだけでよく、撮影をする必要はない。 このアプリは、画像から文字を読み取るOCR(Optical Character Reader/光学式文字読取装置)技術と翻訳技術を組み合わせたものと思われる。オムロンソフトウェアはOCR技術に定評があり、これまでにもOCRを活用した名刺管理アプリBizcaroidなどをリリースしている。この記事にもあるように、多少条件が悪くても正常に認識するため、様々な状況でも対応できそうだ。
オムロンソフトウェア 名刺管理アプリ Bizcaroid vs CamCard | アプリオ - Android -