Googleは、Android 5.0のコードネームを選定するキャスティング風景を撮影したという体裁のネタ動画「Sweeeeet」を昨日公開していましたが、その続編「The sweet search for L」を新たに公開しました。 Androidの歴代コードネームはお菓子の名前から選出されるルールとなっており、Android 4.4 KitKatの発表以降、Android Lの"L"を頭文字とするお菓子の名前が複数取り沙汰されていました。続編動画は、その流れを追ってきたAndroidフリークの心をくすぐる内容となっています。
Sweeeet
まず、昨日公開の動画「Sweeeet」はこちら。 Lemon Meringue PieやLava Cake、Lady FInger、Lemon Dropなどが登場しています。
なぜか、Oreoも待機しており、謎は深まります。Oは、Lの次の次の次に採用されるはずの頭文字です。
The sweet search for L
そして、続編「The sweet search for L」では、このキャスティングのオチが明らかになります。動画はこちら。 全編英語ですが、内容は難しくないでしょう。
部屋から出てきた男性がLollipop(ペロペロキャンディー)を手にしながら、「来年はMだね、Muffins(マフィン)」と高らかに宣言。ここでAndroid 5.0のコードネームがLollipopに決定したことが明らかになります。 次のAndroid Mのコードネームは、本当にマフィンになるのでしょうか。
謎だったOreoは、Le Oreo(L’Oreo)として無理やりフランス語(?)枠からLに立候補したということのようです。その理屈だと何でもありになってしまいすが、Oreoは次の次の次まで我慢できなかったのでしょう。 ちなみに、最後に取り残される丸い揚げ菓子Ladooは、インドのユーザーが推していたコードネーム。Ladooまで拾ってきてネタにしてしまうGoogleの執念めいたサービス精神には感心してしまいます。続編には、発表直前になって話題になったLicorice(リコリス)も赤い服にリコリス菓子を巻きつけて登場していますが、ここまで来るとGoogleが故意に直前になって嘘情報を流しているのかと勘ぐりたくなってきます。 次回の"Mキャスティング"は、すでに始まっているはず。日本から世界に発信できる"M"があるかもしれません。