コミュニティサイトxda developersに掲載された情報によると、以下の情報が外部送信可能な状態になっていたとのこと。
クリックに関する情報 検索入力に関する情報 読み込んだページに関する情報 SSLのURL QUERY_STRINGS(URLに含まれる文字列) プライベートネットワークIPアドレスとファイルのアドレス
問題は、この機能を利用するに当たって、ユーザーに確認と承認(オプトイン)を得ていなかったという部分で、ユーザーが関知しないところでプライベートなデータが外部に送信されていた点が問題視されている。 米国に拠点を置く開発元のMoboTapは、非難を受け、公式ブログで謝罪するとともに背景、対応を説明した。 それによれば、サーバに送信されたデータは、Webzineのサービス利用に使われており、閲覧履歴もユーザーの個人情報もサーバ上に保存していないとのこと。 また、問題の機能を削除したバージョン(Ver.7.0.1)を既にリリースしているとのことで、Android Marketで入手可能になっている。今後はオプトインの上、ユーザーが承認すればWebzineを利用できるように改善する予定だという。 なお、同様の問題があると一部で指摘されているiPhone版については、28日19時現在、まだ修正バージョンは配信されていない。 日本では、先日、同じようにオプトインのないままユーザー情報を収集するAppLogというサービスが問題となり、開発元のミログがサービス停止とデータの破棄を発表したばかり。 悪意なきアプリ開発者の方々には、ぜひ気をつけてもらいたい。
参考記事 Dolphin Browser(ブラウザ)™ブログ [PRIVACY] WARNING: Dolphin’s collection of your browsing history - xda-developers アプリ:Dolphin Browser HD | アプリオ - Android -
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