iPhoneの「メール」アプリからメールを送信すると、文末に「iPhoneから送信」という署名が挿入されるのがデフォルト設定となっています。 人によっては、文末に「iPhoneから送信」という署名が入ったメールを嫌がることもあるようです。メール作成時に都度消去するのも面倒なので、署名設定で「iPhoneから送信」の署名を消すまたは変更するのがいいでしょう。 本記事では、メールの署名設定を変更する方法を解説します。

賛否両論、「iPhoneから送信」のデメリット・メリット

メールの署名設定を変えていなければ、新規にメールを作成しても返信メールや転送メールを作成しても、「iPhoneから送信」という文字列が自動的に挿入されてしまいます。この初期設定については、以前から賛否両論があります。

デフォルト設定では文末に「iPhoneから送信」という署名が入ってしまう iPhoneから送信しているという事実を、ことさら強調する必要はないと思っている人も多いでしょう。それどころか相手によっては失礼だと捉えられる可能性もあります。そもそも「iPhoneから送信」は「署名」になっていません。 一方で、「iPhoneから送信」と署名しておけば、外出先でiPhoneからメールを作成・送信したことを相手に伝えられます。そのため、メールの内容があっさりしていたり、文字の打ち間違いがあったりしても、相手に事情を理解してもらいやすいかもしれません。 いずれにせよ、大抵のケースではデメリットがメリットを上回ってしまう印象です。失点を回避したいのであれば、自分の連絡先が分かるような署名に書き換えて使うことをおすすめします。

「iPhoneから送信」を消すには? メールの署名設定を変更する方法

メールアプリからメールを送信した際に、署名に「iPhoneから送信」を消す手順を解説します。

1設定アプリを開く

まずは設定アプリを開きます。

2「メール」を開く

「設定」画面で[メール]を選択します。

3「署名」を選択

「メール」画面で[署名]をタップします。この項目の右側には現在設定されている署名が表示されています。

4署名を編集する

左:「iPhoneから送信」を削除または書き換える右:署名を変更した 元からある「iPhoneから送信」を削除して、好きな内容に書き換えます(空欄のままでもOK)。

新たに作成した署名に変更された 設定を変更したら、実際にメールを作成し、署名が内容がきちんと表示されるか確かめてみましょう。 アカウントごとに署名を設定することも可能 メールアカウントが複数あるときは、「署名」の設定画面で[アカウントごと]をタップすることでアカウントごとに署名を作成できます。 作成できる署名は1つのアカウントにつき1つだけです。1アカウントで複数の署名を使い分けることはできません。