ミクシィは20日、DeNAと共同展開するソーシャルコマースサービス「mixiモール」を2014年3月25日をもって終了すると発表した。

「一定の知見・ノウハウを得られた」

「mixiモール」は2012年3月に開始したサービスで、スタート時でローソンHMVエンタテイメントやサンリオ、セシルマクビー、ヴィレッジヴァンガードなど約1,500店舗が参加しており、約350万品の商品が提供されていた。 各商品には「きになる!」ボタンや「もってる!」ボタンが設置されており、ユーザーがボタンを利用することでマイミクに商品をお薦めできるなど、モノではじまるコミュニケーションによる「共感消費」を創出すると謳っていた。 今回のサービス終了についてミクシィでは、「約2年間の運営によりソーシャルコマースにおける一定の知見・ノウハウを得られた」「今後の継続的な事業拡大に向けてサービス・運営体制両面での見直しが必要と判断した」ことを理由に挙げている。 サービス終了は2014年3月25日14時で、新規会員登録および商品購入機能が利用できなくなる。その後、2014年9月25日14時にサイトログイン、買い物履歴の閲覧機能も終了する。