X-Ray機能とは、Kindleの電子書籍内に登場する人物や地名、画像などの“書籍の骨格”をレントゲンのように映し出すことで、読者の作品理解を助け、読書体験を豊かにするサービスとしています。 具体的には、読書中に「X-Ray」ボタンを押すと、書籍に含まれる主要キーワードが「人物」「トピック」「画像」に分類され、一覧とともにキーワードが書籍のどこに出てくるかバー付きで表示します。

人物とトピックについては、Wikipediaから抜粋したミニ解説が掲載され、読書中に気になる単語があっても個別にいちいち調べる必要がなくなります。また、「画像」メニューをタップすれば画像のみを表示したり、直接その画像が掲載されているページに飛ぶことができます。 X-Rayは、日本で販売中のKindle電子書籍リーダーやFireタブレットシリーズのほか、iOSおよびAndroid端末向けのKindleアプリからも利用可能(画像機能は、2013年発売以降のKindleとFireタブレット、Androidアプリのみ対応)です。 開始当初は、既存の英語書籍15,000冊に加え、日本語の人気書籍1,500冊以上に対応。順次人気作品を中心に拡大されるほか、購入済みのKindle本についても、X-Rayの対象になれば自動的に機能アップデートされます。