そこで本記事では、サイレントモードの設定・解除からマナーモードとの違い、便利な使いこなし方まで、わかりやすくまとめました。 端末の「設定」またはクイック設定パネルからオン/オフを切り替えられます。 主に着信音/通知音/操作音に作用し、音を消してバイブレーションで知らせるモードと、音もバイブレーションも発動しないモードがあります。一般的にはどちらもマナーモードと呼ばれますが、なかでも音・バイブともに鳴らないモードを「ミュート」や「サイレント」と呼ぶことが多くなっています。 Androidスマホの多くの機種では、端末側面の音量ボタンから各モードの切り替えが可能です。 下表で「サイレントモード」と「マナーモード」をそれぞれオンにしている間に消える音を比較してみました。 一方のサイレントモードは、設定次第でカメラのシャッター音以外のすべての音を消すことができます。活用すれば、思わぬ場面で再生音が鳴ってしまった、といった失敗も起こりづらくなるはずです。 実際の設定方法は、サイレントモードの使いこなし方「ステップ2」で解説しています。 通常、これらの視覚的な通知をオフにするには、設定から各アプリの通知設定に進み、各機能のスイッチを一つひとつオフに切り替えなければなりません。その点、サイレントモードなら、ボタン1つですべてのアプリ通知を一括でオフにできます。 一時的に作業に集中したいときや、いちいちアプリ通知の設定を変えるのが面倒な場合など、さまざまなシーンで重宝するでしょう。実際の設定方法は、サイレントモードの使いこなし方「ステップ5」で解説しています。 さらに、「LINEのメッセージ通知はオフにしてLINEの通話着信があった場合にだけ音を鳴らす」といったような、特定のアプリのさらに一部機能だけを鳴らすことも可能です。このように、消音にする動作を柔軟に指定できるのも、マナーモードにはないサイレントモードの特徴です。 実際の設定方法は、サイレントモードの使いこなし方「ステップ4」で解説しています。 以下のステップに沿って、自分専用のサイレントモード環境を整えましょう。 マナーモードのように簡単にオン/オフを切り替えられるほか、設定変更もスピーディーにおこなえます。機種やOSバージョンによってはデフォルトでクイック設定パネルにサイレントモードが登録されているケースもあるので、必要に応じて変更しましょう。 Galaxyシリーズの場合は、クイック設定パネルで[通知をミュート]を選択し、「例外」内の[アラームとサウンド]を選択します。 たとえば、上の画像ではサイレントモード中でもアラーム音とメディアサウンドだけは鳴るように設定しています。逆に、サイレントモードを完全消音モードとして使いたい場合は、すべてをオフにしましょう。 なお、「同一発信者による再着信の許可」項目は、同じ人から15分以内に再度着信した際に限り、サイレントモード中に着信音を鳴らせる設定です。短い時間に何度もかけ直してくるような緊急の電話を想定したものでしょう。必要に応じて、これもオンにしておきます。 設定ボタン→[スター付きの連絡先を追加]と進み、連絡先一覧から[☆]ボタンをタップしてスターを付けましょう(Galaxyの場合は連絡先アプリからお気に入りに追加する)。 逆に、サイレントモードを完全消音モードとして使いたい場合は、「なし」にチェックを入れましょう。 最後に「重要な通知」または「サイレントモードの例外」、「通知のミュートを無効化(Galaxy)」のスイッチをオンに切り替えれば設定は完了です。 このように、サイレントモードの設定をマナーモードが邪魔してしまうケースがあります。サイレントモードの設定を確実に発動させたい場合は、マナーモードはオフの状態にしておくのがおすすめです。 3つの選択肢のうち、「通知の非表示、通知音なし」に設定しておけば、サイレントモードに切り替えると同時にすべてのプッシュ通知表示と通知音を停止させられます。 ただ、この設定にしていると、サイレントモードが解除されていることを忘れがちになります。いつの間にかオフになっていて着信が鳴ってしまった、といった失敗もあり得るので注意が必要です。 就寝時間中や就業時間、週末など、あらかじめ指定したルールに沿って自動的にサイレントモードを有効化してくれます。[追加]からスケジュールを追加してみましょう。 なお、「終了時間よりアラームを優先」は、サイレントモードのせいでアラームが鳴らなかった、というような失敗を防ぐための設定です。必要に応じてオンにしてください。 サイレントモードをオフにすると、アプリ個別で通知をオフにしたりマナーモードにしたりしていない限り、すべての通知音・着信音が鳴ることになります。会議中や睡眠中の妨げになる可能性もあるので、オフにする際は注意してください。 これでクイック設定パネルにサイレントモードのマークが表示され、素早く設定できるようになります。 「勝手にオフになった」と感じた場合は、クイック設定の期間(機種によっては「クイック設定の持続時間」や「期間を選択)の設定を見直ししましょう。「OFFにするまで」が選択されていれば、手動でオフにしない限りサイレントモードが維持されます。
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January 6, 2023 · 1 min · 27 words · Jack Bellinger