今回はそんな着信拒否の設定について、Androidスマホに標準で備わっている機能をはじめ、ドコモ・au・ソフトバンクなど携帯キャリアが提供するサービス、その他の専用アプリを利用した方法まで、着信拒否の設定・解除方法をまとめて解説します。 右上のボタンをタップし、[設定]を選択します。 画面が遷移したら、[番号を追加]をタップします。なお、この画面では公衆電話や不明な発信者からの着信をブロックする設定もおこなえます。できる限り不要な着信を減らしたい人は、一緒に設定しておくとよいでしょう。 こちらの方法も着信拒否にした電話番号から着信では、通知や履歴が残りません。 「迷惑電話をブロック」を有効にすると、迷惑電話の疑いがある電話番号からの着信が通知されなくなります。ただし、個別の番号による着信拒否設定と異なり、着信履歴とボイスメッセージは確認できます。 番号を個別で着信拒否できることや、着信履歴がスマホに残らない点、相手に「着信できない」旨のガイダンスが流れるなどの機能を備えています。ドコモやMVNOの多くでは無料でサービスを利用できます。 「番号を指定して登録」または「最後に着信して通話した番号の登録」の2つから、登録方法を選択できます。電話番号は最大30件まで登録可能です。 [番号を指定して登録]を選択すると、電話番号の入力画面が開きます。一度に複数件の入力も可能です。電話番号を入力して[確認する]を選択後、設定内容に間違いがなければ[設定を確定する]をタップして設定は完了です。 また、「144」にダイヤルすることでも本サービスを利用できます。詳しくはドコモ公式サイトを参照してください。 迷惑電話ストップサービス(NTTドコモ) 迷惑電話の着信後に「1442」にダイヤルすると、直前に着信した番号を拒否登録してくれます。非通知でかかってきた場合でも登録可能です。登録可能件数は、機種によって10件もしくは30件と開きがあり、利用方法も異なることがあります。 番号登録後は、「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりおつなぎできません。」のガイダンスが相手に流れ、着信しなくなります。 迷惑電話撃退サービス(au) 登録した番号から電話がかかってくると、お断りガイダンスが流れて電話を着信しません。お断りガイダンスの内容は下記9種類から選ぶことができます。またサーバーで拒否するため、携帯電話の着信履歴には残りません。 ただし、Rakuten Linkログイン時はOS側の着信拒否設定が反映されず、着信拒否した電話番号からもRakuten Linkに着信してしまいます。Rakuten Linkからログアウトすると、OS標準の電話アプリに着信するため、着信拒否した番号からの着信は遮断されます。 なお、Rakuten Link非ログイン時はOS標準の電話アプリからの発着信となるため、無料通話を利用したい人は注意が必要です。 前述のとおり、MVNOはドコモ、au、ソフトバンクといったキャリアの回線を利用しているため、着信拒否設定も利用している回線に依存します。つまり、ドコモ回線なら「迷惑電話ストップサービス」、auなら「迷惑電話撃退サービス」、ソフトバンクなら「ナンバーブロック」のサービスを利用することになります。 MVNO各社で着信拒否オプションの利用方法が紹介されています。たとえば、ドコモ回線・au回線・ソフトバンク回線を提供するMVNOの「mineo(マイネオ)」や「NUROモバイル」では、契約する回線タイプごとに設定方法やオプション料金が異なります。 mineo 迷惑電話ストップサービス(ドコモプラン)mineo 迷惑電話撃退サービス(auプラン)mineo ナンバーブロック(ソフトバンクプラン)NUROモバイル 着信拒否 迷惑業者の番号は履歴にグラフが表示されるため、迷惑業者なのかをひと目で判別することが可能です。また、電話番号ごとにユーザーが提供する口コミやワンギリ情報なども、Webサイトにて閲覧することができます。 有料版(月額100円など)に加入すれば、着信履歴の表示件数が無制限となります。電話帳ナビが蓄積したデータに基づき、詐欺犯罪や勧誘などを自動で判別して着信拒否できる機能も利用できるようになります。
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December 24, 2022 · 1 min · 29 words · Susan Suero