5インチTFT液晶でフルHD(1920x1080)解像度を誇るディスプレイを搭載しているものの、ディスプレイ両側の縁の幅が3mmと狭額縁デザインが採用されている。これにより、本体の横幅は今回のドコモ春モデルでも最も細い68mmと4.7インチレベルとなり、スリムなラウンドフォルムを実現。大型端末だが、持ってみると片手で使いやすいモデルと感じた。また、物理キーが搭載されているのも、操作しやすい要因となっている。 Android 4.1を搭載し、チップセットはSnapdragon S4 pro(APQ8064)1.5GHz クアッドコア、2GBのRAM、32GBの内蔵ストレージを備えるなど、ハイエンドモデルとなっている。バッテリーは2320mAh。別売りのアダプターによる急速充電も可能で、省エネをはかる「エコナビ」機能も備えている。
映像やカメラでは、パナソニック製品の技術が多く生かされている。カメラは1310万画素の裏面照射型CMOSで、Lumixで培った高画質技術「モバイルVenusエンジン」を搭載。人肌や風景などを美しく撮影できる。シーン自動認識機能「おまかせiA」で、カメラ任せの撮影も可能だ。 また、Vieraの高精細映像技術を応用した「モバイルPEAKエンジン」で色彩などを自動補正するほか、ダイナミックに音量をアップする「MAXX AUDIO」の技術、音に連動して振動する「HAPTICS」などのオーディオ効果により、シアター風のサウンドを演出するという。
さらに、DIGAの録画番組をWi-Fiを経由してフルHDでストリーミング再生ができたり、パナソニックのスマート家電との連携なども可能。調理家電と連携してレシピ検索、ヘルスケア家電とつながって毎日の健康管理などがスマートフォンで行える。 パケット通信はLTE(Xi:下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbps)に対応する。そのほか、防水・防塵、おサイフケータイ(Felica)、NFC(TypeA/B)、NOTTV、ワンセグ、赤外線通信、テザリング、Bluetooth 4.0などに対応する。おくだけ充電もサポートするなど、本当のオールインワンモデルとなっている。 サイズは約139×68×9.9mm、重さは約152g。カラーはBlue Green、Blackの2色展開。発売予定は1月30日で、事前予約受付の開始は1月23日となっている。 参考記事:ドコモ 2013年春モデル スマートフォン 特徴・スペックまとめ