日本語対応していないものの、極めてシンプルな構成のため、迷わずに使える。さらに、カレンダーとも連携しているので、使い方によってはスケジュールも併せて管理できる。
簡単にリストを作成、日付もアプリ側で管理可能
トップ画面でノートを作成し、そのノート内にToDoとしてチェック項目を作っていく。画面上部の「Enter new item…」に項目名を入れれば、一緒にチェックボックス付きでリストを作成できる。後は、項目名の左のボックスにチェックを入れるだけの簡単仕様だ。 お世辞にも多機能とは言えないものの、その構成は極めてシンプルなのが魅力。迷わずにノートとToDoを作成し、次々と確認&チェックを行なっていけるだろう。純正アプリのチェックボックスを使ったリスト作成のみを取り出したアプリだと考えれば分かりやすい。 締め切りも設定可能で、項目の右に日にちが表示され、期限切れだと赤く表示される。締め切りの変更も日付をタップすれば簡単に変更可能。画面右下の「Hide」ボタンで日にちを消すこともできるので、急がない予定の場合は消しておいてもOKだ。 Evernote との連携具合はチェックの有無と項目内容で、残念ながら締切日までは同期できない。EverTo-Do 側でToDoを管理し、実行後や前を Evernote で確認するような運用なら問題は無いだろう。
カレンダーと連携し、スケジュールとしても管理可能
シンプルな構成とは言ったが、だからと言ってToDoリストを作って実行、同期するだけが EverTo-Do の持ち味ではない。iPhone の標準カレンダーアプリとも連携可能で、スケジュールとしても項目名を登録できるのだ。 トップ画面右下の歯車アイコンをタップしてセッティング画面を呼び出し「Link Calender」をオンにする。その下の「Calendar Selected」でカレンダーに登録したい予定の種類を選べるので、ToDo項目専用の予定とカラーを選択しておくと、より便利に確認できる。 例えば、買い物リストとしてノートを作成、買いたいものを項目として登録する。締め切りを16日に設定しておくと、カレンダーにも16日に同じ項目が予定として登録されているのだ。iPhone の標準カレンダーは通知機能もあるので、さらにカレンダー側の詳細を設定することで、スケジュール管理アプリとしての運用も期待できそうだ。 Evernote のToDo管理としてはパッと見でシンプルなアプリではあるが、標準カレンダーにも同期できるというのは、実は貴重な特徴でもある。ToDo管理アプリとしてはお手頃な値段ということもあり、Evernote でToDo管理を検討しているなら導入しやすいのも利点だろう。