Facebookは現地時間2月12日、Facebookユーザーが亡くなった場合に、そのユーザーのアカウント(追悼アカウント)を管理できるLegacy Contact(相続人)機能を追加したと発表しました。 ユーザーは、生前に家族や友達の中から予め相続人を選定しておくことができます。ユーザーが亡くなったことがFacebook側に通知されると、相続人として選ばれたユーザーは、追悼アカウントに代わって以下のことを実行できるようになります。

追悼アカウントのタイムラインに投稿を固定(例:葬儀の連絡や特別なメッセージなど) 新規の友達リクエストへの対応 プロフィール写真やカバー写真の更新

また、生前のユーザーは、相続人が写真や投稿、プロフィール情報をダウンロードできるように設定することも可能。故人の意思を尊重するため、投稿の公開設定などの設定は変更されずに残ります。相続人は、亡くなったユーザーとしてログインすることはできず、プライベートメッセージを閲覧することもできません。

本機能は、まず米国で利用可能となり、対象国は順次拡大する予定です。 なお、日本のヘルプページには相続人を説明するページが既に用意されています。