6月25日および26日にGoogleの開発者会議「Google I/O 2014」が開催されるまで、残すところ2ヶ月あまり。 ここに来て、Google製アプリのデザイン変更を匂わせるリークが相次いでいる。 デザイン一新に関する7つの兆候について簡単にまとめた。 (追記:2014年4月22日 09:29) Google Keepのアップデートについて触れていなかったため、兆候のひとつとして追加した。兆候は計8つになった。 (追記:2014年4月22日 09:29) Googleの公式Twitterアカウントが、新デザインを流出させた。

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0. Google Keep

4月初め、メモアプリGoogle Keepがアップデートされヘッダーが鮮やかな黄色に変更された。以下で紹介するリーク画像と共通している。

1. Gメール

まず4月2日、Geek.comによってGメールアプリの新しいデザインや機能がリークされた。スヌーズ機能や新しいカテゴリの登場などが推測されている。

2. Project Hera

4月6日、Android Policeが、Google内でHeraと名付けられたプロジェクトが進行しているらしいことを報じた。 上記画像は同サイトが制作した画像だが、実際に視認したものを再現しているとのこと。

3. Googleカレンダー

4月9日、Geek.comが、Googleカレンダーの新しいデザインや機能をリークした。

4. アプリのアイコンデザイン

4月14日、Android Policeが、Googleアプリのアイコンデザインを変更する可能性について報じた。

これらのうち、カレンダーとYouTube、マップのアイコンについては、Googleがパートナー向けに公開しているWebページに掲載されているアイコンデザインと一致しているため、信ぴょう性が高い。

5. Google+

4月16日、サムスン・アルゼンチン社員が、Google+アプリの新デザインについてリークした。 Gメールアプリやカレンダーアプリと同様に、ヘッダー部分がカラーリングされている。

6. Google I/O 2014ではデザインが大きく取り上げられる予定

4月15日、Google Developers Blogにおいて、今年のGoogle I/Oではデザインが主要テーマとして取り上げられることが明らかにされている。 このことは、タイミング的にアプリのデザイン変更の可能性を示唆しているとも言える。

7. Googleカメラのリリース

ここまでの(Google Keepを除く)6つの兆候は全て"可能性"を示すものだったが、4月17日に突如リリースされたGoogleカメラは可能性ではなく"現実"だ。 GoogleカメラはAndroid 4.4 KitKat以上の端末向けに既存のカメラアプリをアップデートしたもので、レンズぼかし機能の実装などに注目が集まった。 しかし、デザイン変更に関する一連のリークの中で、筆者としてはメニューボタンが丸いデザインに変更された事実に注目せざるを得なかった。

この丸いデザインのボタンは、今月リークされた各画像内にも数カ所で確認することができる。Gメール、Googleカレンダー、Google+のいずれのリーク画像にも赤の丸いボタンが登場しているのだ。 Googleカメラで丸いボタンデザインが採用されたという事実は、これらのリーク画像の信ぴょう性を裏付ける間接的な証拠となる。 Googleがアプリのデザイン一新を計画しているという噂が真実であるか否かは、そう遠くない未来に明らかになるだろう。