Googleマップにおいて、バスのリアルタイム遅延情報を表示する機能と、バスや電車など公共交通機関の混雑度の目安を表示する機能が追加されました。Android版およびiOS版のGoogleマップアプリで順次対応します。

バスを使った対象エリアのナビを表示すると、バスが何分遅れているかの遅延情報が表示されます。公共交通機関側から情報が直接提供されていない場合でも、路線上の実際の交通情報に基づいて、より正確な移動時間が確認できるようになっているといいます。 地図上に遅延が発生している場所がリアルタイムに表示されるため、バスに乗る前に交通状況を把握することが可能です。

また、バスや電車、地下鉄の混雑予測を表示する機能も提供されます。各公共交通機関の過去の混雑状況に基づき、混雑度の目安を表示します。サンプル画像では、17時台の山手線(恵比寿〜原宿)の区間が、Googleマップの他のユーザーの評価に基づいて「大変混む時間帯」と表示されています。 これらの機能は、世界の約200都市で提供されると案内されています。具体的な都市名についての言及はありませんが、サンプル画像から東京は対象になっていることは推定できます。