Moto X は米国で製造

2013年7月3日、米大手新聞でモトローラ・モビリティ製の新型スマートフォン「Moto X」の広告が掲載される。 昨年Googleに買収されたモトローラは、Googleカラーを取り入れた新デザインのロゴとともに、Moto Xが米国内で製造されることを大々的に謳っている。

カスタマイズ性を追求

同時に強調されているのは、Moto Xが非常にカスタマイズ性の高いスマートフォンになること。カスタマイズできるのは、外見なのか、スペックなのか、それともそれら以外の何かなのかは現状では不明だが、宣伝文句を鵜呑みにすれば、ただでさえ自由度の高いAndroidスマートフォンのカスタマイズ性をさらに追求したスマートフォンになるようだ。

Appleを意識した宣伝コピー

国内製造業の復権を目指している米国内の経済事情にアピールする広告に仕上がっているが、他方ではAppleを煽っているかのような宣伝コピーにも見える。少なくとも、先月開催されたWWDC 2013でAppleが強調した「Designed by Apple in California」という主張を明確に意識した広告であることは間違いないだろう。 「iPhoneは、デザインしたのはカリフォルニアのApple社だけど、Maid in Chinaだよね?」と言わんばかりの広告を見たユーザはどう感じるだろうか?