新しい製品は、少しずつ社会に馴染んでいく。先日にイギリスで発売が開始されたGoogle Glassだが、使用を控える場が増えそうだ。 英国映画館の業界団体Cinema Exhibitors’ Associationの代表者は、映画館でGoogle Glassを着用しないよう呼びかけたとインデペンデントが報じている。映画が撮影されるのを防ぐためだ。 また、「キャッツ」や「オペラ座の怪人」をはじめとしたアンドリュー・ロイド・ウェバーの作品を管理・製作・上演しているRUG(リアリー・ユースフル・グループ)でも対応を検討しているという。Google Glassは撮影時に点灯するが、ミュージカルや舞台の最中に客席が光るのは、キャストはもちろん観客にも迷惑で、スマートフォンと同様に使用を制限されるのは当然のことだろう。 日本でも、いずれは発売されるであろうGoogle Glass。日本の映画館では携帯電話の電源を消すことを促すVTRがいつも流れるが、それにGoogle Glassが追加される日も来るのかもしれない。