GoogleとMotorola Mobilityの間ではすでに合意に達しており、買収総額は125億ドル。Motorola Mobilityは、モバイル関連の特許を大量に保有する企業だ。 GoogleはAndroidに関する特許を巡って様々な企業と争っているが、自己防衛に必要な特許が少ないという弱点を抱えている。そのため、Googleの買収計画は、一連の訴訟に大きく影響する。 Googleによる買収が完了すると、裁判で争う相手が、Googleが保有するモバイル関連の特許を侵害している可能性がある場合、訴訟を起こすなどができるので、攻めのカードが増える。 また、自らの持つ特許権等の知的財産権の行使を企業同士で許諾する「クロスライセンス」を結ぶことにもつながる。 今後はGoogleの正式発表と、Android関連の特許で争っている各社の動きに注目だ。
Google gets U.S., EU nod to buy Motorola Mobility | Reuters