Intelの発表によると、Motorolaとの提携によって、新たにモバイル分野に進出するIntelアーキテクチャの展開を加速するのが狙い。 Motorolaの統合型モバイルデバイスのポートフォリオを活用し、Intelの低消費電力SoC(System on Chip)のロードマップとを連携させることによって、モバイル分野に革新を起こし、長いバッテリ寿命、コンピューティング性能の向上、高度な画像・動画処理、シームレスな無線通信を実現することで、新しいユーザー経験を提供するとしている。 IntelはAtomシリーズのプロセッサ『Medfield』を主にAndroid端末向けに提供しており、今後Motorolaのタブレットやスマートフォンに提供することになるようだ。 早ければ、2012年後半にも、Medfieldを搭載したMotorolaのAndroid端末が発売される見通し。 なお、Motorolaを買収した(現在手続中)Googleが独自にプロセッサを開発しているという噂があり、これが事実ならIntelと競合することになる。 その独自プロセッサは、次期Nexusスマホに(ひょっとするとNexus Tabletにも)採用されると見られており、かつ買収によってMotorolaが製造を手がける可能性も高いと見る向きもあっただけに、今後の動きに注目したい。

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