そこで本記事では、よく見聞きする6つの方法を実際に試して、本当にiPhoneの電話を録音できるのか検証。確実に録音できた方法とその手順を詳しく解説しています。 録音する際は、なるべく相手に同意を得てからおこなうのが無難です。また、正当な理由なく録音データを第三者に漏えいしたり、利用したりするのは避けるべきでしょう。 総務省/通信の秘密、個人情報保護について 録音用のボイスレコーダーのほか、パソコンや機種変更で使わなくなった古いiPhoneなどがあれば誰でも利用できます。家族や友人など親しい人のスマホを一時的に借りて録音させてもらうのもよいでしょう。 筆者はMacのボイスメモとAQUOSスマホでiPhoneのスピーカー通話を録音してみましたが、いずれも問題なく録れていました。仕組みが分かりやすいので、失敗も起こりにくいはずです。 ただ、相手の声をスピーカーで出力する必要があるので、実行できる場所はかなり限られます。状況にもよりますが、自宅以外でおこなうのは難しいかもしれません。 また専用のICレコーダー(ボイスレコーダー)なら、よりクリアに録音できる可能性が高いでしょう。 図のようにイヤホンマイクをボイスレコーダーのマイク端子につなぎ、イヤホンを耳に入れた状態で会話すると、相手の声と自分の声が録音される仕組みです。 少し聞こえづらい場面はあるものの、会話内容を把握するという用途では問題なく使える印象でした。受話器から出力される音をイヤホンで拾うので、周囲を気にする必要もありません。 録音するにはイヤホンマイクを耳にセットしたりレコーダーで録音操作したりといった準備が必要なため、ふいにかかってきた電話では冒頭部分の録音漏れなどが起こる可能性があります。 イヤホンを耳にセットして準備しておきましょう。 確実に録音できていることを確認したら、iPhoneで通話を開始してください。通話が終わったら、ボイスレコーダーの録音終了ボタンを押しましょう。これで録音は完了です。 筆者が検証したなかでは最も音質がよく、お互いの声が聞き取りやすかった印象です。 フル充電でおよそ20時間連続で録音が可能。スマホとの接続状態を1日中保っていたこともありますが、充電切れにはなりませんでした。 ネックは価格面で、1万3000円台とやや高額。録音する機会が頻繁にある人にはぜひおすすめしたい商品ですが、数回使いたいだけの人にとってはコストがかかり過ぎるかもしれません。 すでに起動させたことがある場合は、中央にある録音ボタンを5秒間長押しして、Bluetooth接続が可能な状態にしましょう。 「その他のデバイス」に[BR-20]が表示されたら、これをタップ。「自分のデバイス」欄にBR-20が表示されていれば、Bluetooth接続は完了です。 通話画面の「オーディオ」ボタンを押して「BR-20」にチェックが入っていれば準備は完了です。 サードパーティ製の録音アプリも試しましたが、ボイスメモ同様に起動できないものが大半です。起動できたとしても、自分の声しか録音できませんでした。 録画自体は開始できるものの、データを確認すると音声は一切収録できていないうえ、上の画像のように通話画面さえも映っていませんでした。 唯一「Connect コネクト」というアプリのみ録音に成功しましたが、どの状況下でも確実に録音できるとは言い切れないのが現状です(着信した通話を録音するにはキャリアの転送契約が必要)。 そもそもiPhoneは通話の録音をしない前提で設計されているので、アプリで無理やり録音しようとしても上手くいかないのかもしれません。
Iphone 6
December 29, 2022 · 1 min · 23 words · Ila Debarge