「iPhoneのSafariで閲覧しているウェブページを友人に紹介したい」と思ったときに活用したいのが、シェアシート(正式名称:アクティビティビューコントローラ)から情報を共有する方法です。アクションボタンをタップするなど何らかの形でシェアシートを表示することができれば、そこからアプリの拡張機能(シェア拡張機能/アクション拡張機能)を利用できます。

Safariのアクションボタンは画面下部のタブバー中央に配置されている たとえば、LINEで友だちに記事をシェアするのも数タップで簡単に実行できます。

左:(1)記事をLINEでシェアすると……右:(2)LINEトークに記事をシェアできた 本記事では、iPhoneのシェアシートを活用しやすくするために、共有アイコン/アクションアイコンを編集(追加/削除/並び替え)して自分好みにカスタマイズ方法を紹介します。共有先のアイコンが右奥に表示されてしまうストレスを解消できるはずです。

シェアシートの共有アイコン/アクションアイコンを追加/削除する

シェアシートに表示されるアイコンの追加または削除は、シェアシートの[その他]をタップすると表示されるアクティビティ画面でおこないます。よく指定する共有先だけに絞っておけば選択しやすくなって便利です。 ここではSafariからLINEにシェアするケースを例に解説します。

1アクションボタンをタップする

Safariのアクションボタン Safariの画面下部に表示されるタブバー中央のアクションボタンをタップします。タブバーが表示されていない場合、少し上にスクロールすれば現れます。

2[その他]をタップする

シェアシート シェアシートが表示されたら、共有アイコンを左にスワイプして[その他]アイコンを探し、タップします。

3各機能を追加/削除する(完了)

「アクティビティ」画面が表示されました。

LINEのアクティビティをオンに設定 シェアシートにアイコンを追加する場合、追加したいアプリ(ここではLINE)のアクティビティのスイッチをオンにします。アイコンを削除したい場合はスイッチをオフにしてください。 設定を変更したら画面右上の[完了]をタップします。シェアシートで目的のアプリアイコンが追加/削除されたことを確認しておきましょう。

LINEを追加した場合、このようにLINEアイコンが表示される

シェアシート上でアイコンを長押しし、[隠す]をタップすることでも削除可能

シェアシートの共有アイコン/アクションアイコンを並び替える

アイコンは使用頻度が高い順に並び替えておけば、アイコンをスライドさせて表示させる手間を省けます。 シェアシートに表示されるアイコンの並び替えは、追加/削除と同様にシェアシートの[その他]をタップすると表示されるアクティビティ画面で実行できます。並び替えるには、各アクティビティの右側にあるつまみをドラッグ・アンド・ドロップするだけです。

また並び替えはシェアシート上でも可能。ホーム画面でアプリアイコンを整理するのと同じ要領で、各アイコンをドラッグ・アンド・ドロップできます。

なお、アクションボタンを起動するアプリごとにシェアシートに表示されるアプリアイコンは異なりますが、その有効・無効と表示順は共通しています。たとえば、ここまで説明した手順どおりにアクティビティ画面でLINEを追加して並び替えておけば、Safari以外のアプリで開いたシェアシート上でもLINEアイコンが最優先で左側に表示されることになります。 iPhoneアプリを整理する方法──アイコンの移動/削除とフォルダ作成