iPhoneやiPadのロック画面を右スワイプしたり、ロック中に表示した通知センターを右スワイプしたりすると、ウィジェットが縦に並んだ「今日」の画面(以下、ウィジェット画面)が表示されます。 プライバシーを重視するならば、iPhoneがロックされているときにウィジェット画面へのアクセスを無効にすることで、情報が盗み見られないように対処できるので、設定方法を知っておいて損はありません。 本記事では、iPhoneのロック画面からウィジェットを消して非表示化する方法を解説します。また、隠さなくても構わないウィジェットだけを表示したい場合に、ウィジェットを追加/削除する方法も紹介します。
iPhoneのロック画面からウィジェットを消す(非表示にする)方法
ウィジェット画面では、カレンダーに登録した次の予定やToDoなどのリスト、メモ、よく使うアプリの情報などを確認できます。ロックを解除しなくてもさまざまな情報にアクセスできて便利な半面、他人に見られたくない秘密の情報も含まれている可能性があるため、慎重な扱いが求められる場所でもあります。 ロック中のウィジェット画面へのアクセスは、「Face IDとパスコード」(ホームボタンのあるiPhoneでは「Touch IDとパスコード」)の設定で制御できます。この設定画面では、ウィジェット画面の表示のほか、通知センターの表示なども無効にすることが可能です。
1設定アプリを開く
まずは「設定」アプリを開きます。
2「Face IDとパスコード」を選択する
[Face IDとパスコード]を選択し、パスコードを入力します。
3「今日の表示」をオフにする
[今日の表示]をオフに 「ロック中にアクセスを許可」にある[今日の表示]をオフにします。これでロック画面でウィジェットを表示できなくなります。 そのほか、[通知の表示]や[Siri]をオフにすると、通知センターやSiriをロック中に起動しないように設定できます。 ロック中のiPhoneで「Siri」を起動させないようにする方法──個人情報(連絡先)を守り、誤動作も防止する
4 ロック画面で動作を確認する
念のため、動作を確認してみるとよいでしょう。ロック画面を表示して画面を右スワイプしようとしても、右にスワイプできなくなっているはずです。これは通知センター上でも同様です。
ウィジェットを削除/追加するのもあり
ウィジェットは、自由に追加/削除できます。初期状態では「次の予定」や「Siriの検索結果(App)」「ニュース」などが設定されますが、これらの項目を表示する順番を入れ替えることもできます。 他人に見られたくないウィジェットだけを削除しておけば、利便性を損なわずにプライバシーを保護できるでしょう。 iPhoneでウィジェットを設定(並べ替え/追加/削除)する方法
1ウィジェット画面を表示する
ホーム画面の1ページ目かロック画面、通知センターで画面を右方向にスワイプします。
2「編集」をタップ
画面を一番下までスクロールして[編集]をタップします。
3ウィジェットを追加/削除する
不要なウィジェットは、[−]→[削除]とタップすれば、ウィジェット画面から削除されます。最後に[完了]をタップして、「ウィジェットを追加」の画面を閉じます。 「ウィジェットを追加」画面を下にスクロールすると、追加できるウィジェットの一覧が表示されるので、ウィジェットを追加したければ[+]をタップします。 なお、右端にある三本線のアイコンをドラッグすると、ウィジェットの順番を並べ替えることもできます。