iPhone上でのSuica発行は、Suicaアプリからだけでなく、iOS 13以降ならWalletアプリからも簡単におこなえます(無記名式のみ)。面倒な手続きが必要ないので、使いたいときにサクッとSuicaの発行ができます。 本記事では、iPhoneでSuicaを発行する方法を、WalletアプリとSuicaアプリのそれぞれで解説。記名式Suicaと無記名式Suicaの違いやメリット・デメリットについても紹介します。 SuicaアプリでSuicaを新規発行する場合、チャージ(入金)にクレジットカードが必須となります。あらかじめApple Payにクレジットカードを取り込んでおくと、スムーズに手続きできます。 一方で、無記名式Suicaにはユーザー情報の登録は必要ありません。そのため発行手続きもより簡単です。ただし、記名式Suicaで得られるメリットはありません。 すでにApple Payにクレジットカードを登録している人は、Apple Pay経由でのチャージもできるので、ここで新しいクレジットカードを登録しなくてもOKです。 Apple Payにクレジットカードを登録していない場合や「ビュー・スイカ」でオートチャージ機能を利用したい場合などは、ここでクレジットカードを登録しておきましょう。 画面右上の[次へ]をタップすると、再び規則への同意が求められるので[同意する]を選択してください。 iPhoneやApple Watchを改札機やコンビニなどのカードリーダーにかざすだけでSuicaを利用でき、デバイスのスリープ解除やアプリ起動も不要です。 筆者も実際に以下の方法でSuicaを発行しましたが、いずれの方法でもSuicaの発行が完了するまで5分もかかりませんでした。 このときApple Payにクレジットカードが登録されていない場合は、対応したカードを追加してからやり直すようメッセージが出てしまい、Suicaを発行することができません。 同一のiPhoneで、すでに記名式Suicaを発行している場合は、Walletアプリからの発行でも記名式Suicaとなります。 支払いに使用するクレジットカードとチャージ金額を確認したら、支払いを承認します。 原則としてApple Payに対応したクレジットカードであれば、Apple Pay経由でSuicaにチャージできます。Apple Pay経由のチャージはWalletアプリでおこないます。