なお、両者とも専用の電子書籍リーダーを販売しており、サービスだけでなく、これら端末の特徴についても比較します。 自分が読みたい本が決まっているなら、作者などをキーワードに検索してみましょう。読みたい本がどちらかにしかないなら、あるほうのサービスを使うべきです。どんなに冊数が多くても、自分が読みたい本がなければ意味がありません。 具体的に読みたい本が決まっていない人は、次項以降の条件も合わせて検討してください。 楽天では、楽天マガジンで700誌以上の雑誌が月額418円で読み放題になります。雑誌が好きな人にはおすすめですが、小説やビジネス書などの読み放題サービスは提供されていません。 Kindle Unlimitedとは──その魅力・弱点から無料登録、解約の方法まで全解説 「楽天マガジン」の魅力と弱点を徹底解剖、料金プランやアプリ機能をレビュー 電子書籍リーダー「Kindle キッズモデル」もリリースされており、1000冊以上の本を1年間無料で読めるサービスが付帯します。さらに、2年間は壊れても交換できるサービスが付き、親が利用時間を指定することもできるなど、子ども向けの配慮がされています。 一部の本はブラウザからも読めますが、アプリを利用するのが快適です。アプリの使い勝手やレスポンスは、あまり変わりません。どちらのサービスを利用しても満足して読むことができるでしょう。機能の差よりも慣れの差が大きくなるはずです。 防水にも対応するので、お風呂での読書も楽しめます。画面は精細でとても美しく、フロントライトも搭載します。 やや解像度が低いため、予算があるならKobo Clara(1万5180円)を選ぶとよいでしょう。なお、両モデルとも防水機能はありません。 詳しい情報は以下の記事でも解説しています。 Kindle端末のおすすめ機種は? 最新全モデルの比較と選び方 ただ、電子書籍リーダーを手に入れて本を読むなら、どちらかに絞ったほうが無難です。Kindleの最大の魅力は、読み放題のKindle Unlimitedです。また、個人が作った電子書籍も多数販売されています。一方、楽天では無料で読めるタイトル数が多く、セールやポイント還元なども考えるとおトク感もあります。 これらの点を踏まえ、自分に合ったサービスを使ってください。どうしても決められないなら、本好きの人にはKindleをおすすめします。