LINEが東京証券取引所に上場する方針を固めたと日経新聞が報じた。この報道を受け、LINE関連の銘柄に人気が集まっている。 LINEは同報道に対し、次の声明を発表した。 日経新聞によれば、上場する時期は2014年の夏を目指して調整しているようで、時価総額は1兆円規模になる可能性があるという。スマートフォンでサービスを提供している主な会社の時価総額は、ガンホーが約9160億、GREEは約1920億、DeNAが約3070億(10月25日正午時点)。 当社といたしましては、今後の事業拡大のため、様々な可能性を検討しておりますが、現段階におきまして、正式に決定している事実はありません。 今後開示すべき事項が決定された場合は、速やかにお知らせいたします。 LINEは7月のカンファレンスで、スタンプの月間売上は10億円(2013年7月)、LINE連携アプリ内の月間課金売上が30.7億円、うちLINE GAMEが25.8億円(2013年7月)と発表しており、LINEキャラクターのグッズ販売(マーチャンダイジング)で年間40億円の売上も達成している。様々な事業の売上が増加していることが、1兆円という時価総額の推測につながっているのだろう。 参考記事:LINEカンファレンスで見えた、LINEの今とこれから LINEは海外でも積極的に事業を展開しており、上場で資金を調達するのであれば、勢いはさらに加速しそうだ。