ところが、肝心の「送信取消」ボタンが見当たらないケースがあります。第一に考えられる要因は、取り消したいメッセージを送信後、期限の24時間以上が経過してしまったことです。しかし、それ以外にも送信取り消しできない理由はあります。 この記事では、LINEで送信取り消しできないときに考えられる理由や、取り消し操作自体はできても実際には相手には内容が知られてしまうケースなどについて解説します。 取り消したいメッセージを長押しして[送信取消]ボタンをタップするだけと、操作はとても簡単です。 もっとも、相手にブロックされていると送信したメッセージは相手に届いていないので、送信取り消し自体が意味をなさないのですが。 つまり、メッセージをなかったことにしたくても、送ってから1日以上が経ってしまったら相手のトークには残り続けたままになります。送信取り消しは、相手がメッセージを既読にする前にできるだけ早めに実行する必要があります。 ただ、メッセージの削除は、その端末にしか反映されません(同期されません)。この性質を利用して、パソコン版LINEやiPad版LINEで目的のトーク(メッセージ)を表示し、送信取り消しするという手があります。 当該メッセージを右クリックし、[送信取消]を選択すれば送信取り消し可能です。 たとえば「投票」や「日程調整」の作成後にトーク画面に投稿される操作履歴などが該当します。そのほか、通話履歴(「応答なし」などの表示)やあみだくじなども同様に送信取り消しできません。 これらを長押ししても「送信取消」ボタンは表示されません。 しかし、その場合もサムネイルに写っている画像が消えるわけではありません。サムネイルに掲載された写真は、トーク上で残ってしまうのです。 送信取り消しはもちろん、LINE Payの送金やスタンプのプレゼント、LINEギフトなどは相手に贈ったあとにキャンセルできない仕様になっています。 公式アカウントをはじめとする一部アカウントとのトークには、送信取り消しの機能が備わっていない場合があります。 自身のLINEトーク画面では送信取り消しできているように見えても、相手のトーク画面からメッセージが消えていないケースがあるというわけです。ただ、LINEの送信取り消し機能が搭載されたのは約4年前なので、非常にまれな要因といえるでしょう。 LINEの公式サイトやTwitterアカウント(@LINEjp_official)、Twitterのキーワード検索などで自身と同じような不具合が起きていないか確認してみましょう。原因がLINE側にある場合、ユーザーは修正版アップデートの配信や障害の復旧を待つほかありません。 また、ユーザーの通信環境によって一時的に送信取り消しできないということも考えられるので、LINEアプリの再起動や、機内モードのオン/オフ(通信のリフレッシュ)、Wi-Fiとモバイルデータ通信の切り替えなどを試してみてください。 「削除」と聞くとメッセージそのものを完全に消去するイメージを持つ人もいますが、実際には自分の画面からメッセージを「非表示にする」といった意味合いの機能です。 しかし、Androidスマホ向けに提供されている“既読回避アプリ”を相手が利用中なら、送信取り消ししたメッセージを擬似的に復元できます。 この特性から、送信取り消しされたメッセージも擬似的に復元されるため、相手に読まれてしまうというわけです。一方で、該当メッセージが届いた後に既読回避アプリを導入しても復元はできません。 送信取り消しした相手が普段から既読回避アプリを活用しているようなユーザーなら、「送信取り消ししたメッセージを復元されてしまう」可能性も頭に入れておきたいところです。 この履歴は自分のトーク上では削除できますが、相手のトーク上からは消せずに残ります。メッセージ内容はバレなくても、送信取消をしたという事実は必ず相手に知られてしまう仕様なのです。
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December 18, 2022 · 1 min · 21 words · Dorothy Jacocks