「メッセージやトークルームといったトーク履歴を削除する行為が相手にバレると、人間関係を傷付けてしまうかもしれない」という不安は、早めに解消しておくに越したことはありません。ただ、相手側のスマホで検証しづらい性質の問題であるため、そうした疑問・不安を自力で消し去るのは難しいところです。 そこで本記事では、LINEにおけるトークの削除が及ぼす相手側への影響を徹底検証しました。 ただし、当然ですがトーク画面を相手に目視された場合には、削除に気づかれる可能性があるので注意しましょう。 そのため、トークの内容を読まれていなくても、送信取消を実行した事実は確実に相手にバレてしまいます。 相手側のトークリストには何も影響がなく、自分とのトークルームが存在し続けるので、削除したことが相手にバレる心配はないでしょう。 未読のトークメッセージが残ったままトークルームを削除すると、未読メッセージごと消えてしまいます。送ったメッセージにいつまで経っても既読がつかず、返信もなければ相手はブロックされたと怪しむかもしれません（実際、トークルームを削除しても相手をブロックしたことにはなりません）。 この場合、トーク履歴の復元は困難です。スマホ版LINEでトークルームを削除すると、PC版・iPad版LINEなど別端末でも同様にトークルームが削除されてしまいます。 削除したトークルームを復元する方法はありますが、最後にバックアップしたタイミングによってはその他のトーク履歴が消えてしまう恐れもあります。 1対1のトークルームと同様、スマホ版LINEでグループのトークルームを削除すると、PC版・iPad版LINEの画面からも削除されてしまいます。 なお、グループのトークルームを削除しても、グループの退会になるわけではありません。グループ内の誰かがメッセージを送った場合には、トークリストにトークルームが再表示されます（ただしトーク履歴は復活しない）。 退会後は、当然自身のLINE上からトークルームおよびトーク履歴が消えます。再び招待してもらうまで、復活することはありません。 一方、メンバー側のトーク画面には「○○が退出しました」と表示されるので、トークルームを削除（退会）したことが確実にバレてしまいます。 ただ、この場合は自分側の影響範囲に注意が必要。この方法を実行すると、操作している端末だけでなく、PC版・iPad版LINEなど同じアカウントでログインしているすべての端末からトーク履歴が削除されてしまいます。 そのため、事前にバックアップをとっていない限り、そのトーク履歴は二度と見られません。もし実行する場合は、事前にトーク履歴のバックアップをとっておくことをおすすめします。 ただし、未読のトークメッセージを残したまますべてのトーク履歴を消すと、バックアップをとっていない限りは既読を付けられません。相手にブロックされたと勘違いされる可能性もあるので注意しましょう。 ただし、iOS版LINEはログイン時にのみトークの復元画面が表示される仕様です。LINEアプリを再インストールすることで削除したトークの一部を復元できる可能性がありますが、そのほかのトーク履歴が消失する恐れもあります。 削除したトークを復元する際は十分に注意しましょう。詳細は以下の記事で解説しています。 【LINE】削除したトークを復元する方法──バックアップなしの場合の対処法も 相手から何かしらのトークメッセージを受信し、そのメッセージを既読にすると、削除された未読メッセージにも同時に既読がつきます。 相手から何かしらのトークメッセージを受信するか、相手のプロフィール画面からトーク画面を開けばトーク画面が復活し、アルバムを再度閲覧できます（ただしトーク内容は消失する）。 ただし、送信取り消しであれば24時間以内に送信したトークをお互いの画面から取り消すことは可能です。 誤送信？ LINEのトークを相手の画面から削除する方法
