この記事ではLINEスタンプメーカーのアプリを使って、写真をベースにスマホだけでスタンプを作成する方法をわかりやすく解説。また、アプリで描いたイラストやアバターからスタンプを作る方法も紹介します。審査に通りやすくするためのポイントや、リジェクトされたときの対応方法についてもまとめているので、参考にしてください。 [LINEログイン]ボタンをタップすると、利用規約が表示されるので、確認後に[OK]を選択しましょう。 必要事項を入力して[保存]をタップすると、入力したメールアドレス宛てに認証メールが届きます。 入力が完了したら[保存]をタップし、準備は完了です。 そこで不適切と判断された場合、スタンプがリジェクト(審査落ち)され、修正や再申請などの手間がかかってしまいます。スタンプの作成前に、ガイドラインの項目には一通り目を通しておくことをおすすめします。
着ている洋服などにブランドロゴやキャラクターが入っている:商標権や著作権の侵害に該当する恐れがあります。編集でロゴを消すか、別のものに写真を差し替えましょう 自分以外の人物の写真を無許可で使用している:写っている人の「スタンプにされることへの同意」を証明するものの提出が求められる可能性があります おむつ姿や入浴時など肌の露出が多い写真が使われている:赤ちゃんや小さい子どもであっても、肌の露出が多い写真はリジェクト対象になりかねません
写真を加工してスタンプを作る アプリ上でイラストを描いてスタンプを作る LINEアバターからスタンプを作る
新しく撮影したい場合は[カメラで写真を撮る]を、端末に保存された写真を使いたい場合は[アルバムの写真を使う]をタップします。今回はアルバムの写真を使用しました。 なお写真を選択するときは、できるだけ被写体がはっきり写っているものを選ぶと、続く「切り抜き」の工程が楽になります。 上部に表示された左向き矢印アイコンは「一つ前の操作に戻る」、右向き矢印アイコンは「一つ後の操作に進む」です。 また、透過したくない部分まで自動で処理されてしまったときは、[残す]ツールで透過部分を元に戻していきます。切り抜きの範囲が決まったら、[次へ]をタップします。 たとえば12月であれば通常のデコフレームに加え、年賀状風のデザインなど、季節ごとにデザインが追加されるようなので、その都度チェックしてみましょう。 編集後に素材の大きさや角度を変更すると、編集した内容が消えてしまう可能性があるので、どこに文字を入れるかなども考慮してサイズと角度を調整するとよいでしょう。[スタンプシミュレータ]をタップすると、スタンプの完成イメージを確認できます。 また、右上のチェックマークをタップすると編集が確定されます。消しゴムのような機能はないので、「一つ戻る」「一つ進む」をうまく使いながら編集していきましょう。「全面に配置」をタップすると、線がテキストなどと重なっているような場合に、線をテキストの上に置くことができます。 カラーパレットの右にあるスライドバーで色の透明度を高く設定すると、サングラスのように下が透けたような加工もできます。 貼るだけで写真をかわいくデコレーションできるほか、うまく切り抜けなかったところや、見せたくないところを隠すツールとしても便利です。 編集メニューでテキストを選択すると入力画面が開くので、挿入したい言葉を入力します。すでに入力した文字列をダブルタップすると再度入力画面が表示され、文字を入力し直すことができます。 フォントを選択し、左にある[+追加]ボタンをタップすると、さらにフォントを追加できます。 これで、スタンプが1つ作成できました。スタンプの販売には最低8個必要です。同じ要領で8個以上スタンプを作成しましょう。 ただ、やはりタッチペンなどを持っていない限り、スマホの画面でイラストを描くのはなかなか難しいもの。そこで、紙に描いた手描きのイラストをスタンプ化する方法を以下の記事で紹介しています。複雑なものや少し凝ったイラストのスタンプを作りたい場合は参考にしてください。 アバターは[自撮りで作成][基本アバターから選択]の2つから選択できます。今回は[基本アバターから選択]を選んで、作っていきます。
スタンプを販売して売上金を得たいケース 販売目的ではなくプライベートで利用したいケース
スタンプの分配金は、売上総額からApp Store、Google Playの手数料などを差し引いた35%がクリエイター本人に分配されます。その分配金の合計が1000円以上にならないと受け取れない仕組みになっているのです。 LINEスタンプメーカーアプリ経由での申請手順や、プライバシー設定の注意点などは以下の記事にまとめています。 ただ、アプリではその理由を確認できないため、ブラウザからLINEクリエーターズマーケットのマイページにアクセスする必要があります。マイページの「メッセージセンター」を開くと、リジェクトされた理由を確認できます。 この場合、写真に写っている人から「スタンプに使用することの承諾が得られている」という事実を証明する必要があります。簡単に同意書を書いてもらったり、スタンプのやりとりをしたメールのスクショを示したりなど、形式は自由なようです。 編集画面を一番下までスクロールすると、「ライセンス証明」の入力欄があります。「ファイルの添付」から使用承諾を証明できるものを添付し、[保存]をクリックします。 アイテム管理の画面に戻るので、右上にある[リクエスト]を押して再申請は完了です。 ちなみに、スタンプ一覧で右上の[編集]をタップすると、パッケージ全体の削除やスタンプの並べ替えがおこなえます。まとめて「共有」「コピー」「別のパッケージに移動」「削除」することもできます。 最後に[リクエスト]をタップすれば再申請は完了です。