定額制音楽配信サービス「LINE MUSIC」は、大手音楽配信プロバイダーのオムニフォンとの業務提携について合意したと発表しました。 オムニフォンは英ロンドンをベースに、SpotifyやSamsung Milk Musicといった世界の音楽サービスにライセンス獲得やサプライ、オペレーションなどのサービスを展開する、企業向けの大手音楽配信プロバイダー。欧米のアーティスト楽曲を多数保有しています。 今回の提携によって、新たに数千万曲以上の海外楽曲が提供され、2015年11月中にLINE MUSIC内で楽しめるようになります。また本日10月26日から、LINE MUSICを新たに使い始める全ユーザーを対象に、全楽曲・全機能を無料で体験できる「30days free キャンペーン」を開始すると案内しています。
対象となるのは、かつての無料トライアル期間(2015年6月10日から8月9日)にLINE MUSICにログインしていないユーザー。対象者の判定はLINE MUSICへのLINEログイン経験の有無で実施され、対象ユーザーには利用チケットがサービス初回利用時に自動で付与されるとのこと(LINE MUSICの[メニュー]→[チケット管理]で確認可)。 LINE MUSICでは国内における利用者データについて、2015年10月21日時点のダウンロード数が860万件、2015年9月末時点の月間アクティブユーザー数(MAU)が400万人としています。なお、MAUに関しては無料トライアル期間終了後の数値ですが、30秒の楽曲再生など一部機能は未課金ユーザーでも利用できるため、課金ユーザーの実数については明らかではありません。 LINE MUSICの無料期間が終了、月300円からの料金プランを解剖する──有料チケットの買い方や学生認証の方法も紹介