LINE Pay(ラインペイ)で決済すると、特典として主にLINEポイントが還元されます。しかし、このLINEポイントは、決済してから加算されるまで、ある程度のタイムラグが発生するもの。 それが顕著に起きるのが「Payトク」をはじめとするキャンペーンです。獲得条件を満たしたにもかかわらず「LINEポイントが還元されない」「増えない」といった現象に直面する人は多いでしょう。 そこで本記事では、各キャンペーンごとにLINEポイントの付与時期を随時お知らせしていきます。また、通常時のLINE Pay決済(マイカラー)で還元されたボーナスの付与時期についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。 なお、本記事では、LINEポイントの還元時期などについて解説しますが、キャンペーンの特典はまれに割引クーポン配布やLINE Pay残高付与のケースがあります。

LINEポイントの還元を確認する方法

2019年11月1日以降、LINE Pay決済のインセンティブとして付与されるのが「LINE Payボーナス」から「LINEポイント」にもどりました。それに伴い、キャンペーンで還元されるのも「LINE Pay 残高」ではなく「LINEポイント」におそらく統一されるでしょう。

LINEポイントは、1ポイント=1円相当としてLINE Pay残高とは別で表示されます。LINE Payで決済をする際に、LINEポイントにチェックを入れておくとLINEポイントが優先して使われる仕組みです。 LINEポイントの詳しい使い方や注意点については、下記の記事を参照してください。 ではLINEポイントが実際に還元されたかどうか、確認するにはどうすればよいでしょうか。

LINEポイントの付与は、「ウォレット」タブの一番上に表示された緑色の[P〇〇]をタップして開く獲得履歴から確認できます。 一番上が保有している全LINEポイント数で、[獲得履歴]タブをタップするといつ、どのような決済で、どれだけのポイントが付与されたかが確認できます。

LINE Pay各キャンペーン還元の付与時期

これまでに実施されたLINE Payの主要キャンペーンの還元付与について、下表にまとめました。 LINE PayボーナスやLINEポイントが付与されると、LINEウォレットの公式アカウントからタイムリーにメッセージが届きます。

左:1カ月後にまとめて付与されたケース右:決済後、即時で付与されたケース これまでは1〜2カ月後にキャンペーン期間で得た還元分(当時はLINE Pay残高)がまとめて付与されるケースが多かったのですが、10月の「誰でも最大12%戻ってくる!LINE Pay生活応援祭」キャンペーンでは、決済ごとに即時で付与されました。 このような傾向から、今後は即時で付与されるケースが増えてくると考えられます。

通常時のLINE Pay決済(マイカラー)の還元時期

キャンペーン時以外にも、LINE Pay残高(LINEポイント利用含む)を使った決済をすることによって、決済金額の0.5%~2%のLINEポイントが貯まります。 LINEポイントの還元率は、月々のLINE Payのユーザー全体と、個人の決済金額に応じて変動する「マイカラープログラム」が適用されています。 通常時のLINE Pay決済におけるボーナスの付与時期は、以下の表のとおり決済方法によって異なります。 なお、当日〜数日後と幅をとってアナウンスされていますが、筆者は上記すべての決済で当日中に付与されています。キャンページ時と違い、タイムラグを感じることは少ないでしょう。

10月以降のキャッシュレス還元事業で獲得する2%か5%分の還元時期

2019年10月1日から2020年6月までの9カ月間、対象の店舗でキャッシュレス決済をおこなうと会計額の2%か5%のポイント還元が受けられる「キャッシュレス・消費者還元事業」(以下、還元事業)がおこなわれます。 これに伴い、10月以降のLINE Payでは、上のどちらかのポスターが貼られた対象店舗で決済することで、通常のマイカラー還元率に加えて、2%か5%が追加で還元されます。 ただ、以下の表のとおり、マイカラーと還元事業でLINEポイントの付与時期に違いがあります。 QRコード決済、オンライン支払いの場合は、マイカラーも還元事業もどちらも即時付与なので問題ありません。一方、LINE Payカード単体、もしくはLINE Payカードと連携したQUICPay決済では、還元事業による2%ないし5%還元が月末締め翌月の付与になります。 例えば10月1日~末日までに還元事業の対象店舗で決済した分のLINEポイントが、11月中に一括で付与されるというイメージ。付与までのタイムラグが気になるようであれば、QRコード決済、オンライン支払いを中心に使っていくといいでしょう。