スマホ決済サービスのLINE Pay(ラインペイ)は、決済機能やクーポン機能などを備えた専用アプリ「LINE Pay」をリリースしました。現在Android版が先行公開されており、iOS版にも近日中に対応すると案内しています。 これまでLINE Payの各種機能は「LINE」アプリ内に内蔵されていましたが、店頭でのLINE Pay支払いで利用する機能のみを別アプリ化。より簡単に立ち上げ、スムーズに決済できるようになっています。なお、LINEアプリ内にも決済機能は残るため、LINEアプリからのLINE Pay利用も引き続き可能です。
アンケートで得られたユーザーからの声 LINE Payにはコード支払いへのショートカット機能が用意されていたものの存在感は薄く、「支払い画面を立ち上げるのに手間がかかる」といった指摘も散見されていました。 また、LINE Payはユーザーに向けて機能の改善や要望に関するアンケートを募っており、「使えるお店がわからない」「クーポンやキャンペーン情報がどこにあるかわからない」などの声が多く集まったことで、今回のLINE Pay専用アプリのリリースにいたったといいます。
店舗でLINE Pay支払い画面がさっと出せる
LINE Payアプリは起動するとバーコードが即表示される(※スライド上では決済金額10万円未満がパスワード入力不要としているが、正しくは30万円未満の誤り) LINEアプリからLINE Payを利用する場合、決済用のコードを表示するのにパスワード入力(または指紋認証・顔認証)でロック解除する必要があります。この点、LINE Payアプリではパスワードなどの入力は不要となり、アプリの起動時にバーコードやQRコードを即座に表示させることができます。 決済金額30万円(税込)未満であればパスワードの入力が不要ですが、パスワード認証をオンにすることで都度入力を求めるセキュリティ設定も可能です。ただし、残高をチャージする際はLINEアプリ内から行う必要があり、LINE PayアプリがLINEアプリの残高を読み込んで支払いに使える仕組みとなっています。
LINE Payが使える店舗をマップ表示
LINE Payが使える店舗が地図上に表示される 位置情報を有効にすることで、LINE Payが利用できる店舗を地図上に表示させることができます。LINE Payクーポンが使用できる店舗はマップ上で「C」と表示されます。 今後は利用可能店舗だけでなく、キャンペーン対応店舗をソートさせることも可能になるほか、QUICPay+対応店舗も表示できるようになるとのことです。
LINE Pay決済で適用できる「クーポン」が一覧に
使えるクーポン情報も一覧化 LINE Payアプリ内では「LINE Payクーポン」の情報がまとめて表示されます。「おすすめ」タブには利用可能なクーポンが一覧表示されており、使いたいクーポンを選んで取得すれば、「マイクーポン」タブに表示させることができます。 店舗での支払い時に、保有クーポンを選択して決済画面に表示させることで、クーポンを適用することができます。
専用アプリで「平成最後の超Payトク祭」の還元上限が2倍に
LINE Payで決済すれば還元上限額が1万円に LINE Payアプリのリリースを記念し、2019年4月18日〜30日にかけて決済金額の最大20%がLINE Pay残高に後日還元されるキャンペーン「平成最後の超Payトク祭」の還元上限額が2倍になります。 同キャンペーンの還元上限額は通常5000円ですが、LINE Payアプリをインストールし、キャンペーン期間中にコード支払いを利用すると還元上限額が1万円に引き上げられます。 【LINE Pay】最大20%還元の4月キャンペーン「平成最後の超Payトク祭」開始、LINE Payアプリなら還元上限が2倍に