LINEのアバターコミュニティアプリ「LINE PLAY」が最新アップデート(v2.2.0)され、最大20人のアバター同士でリアルタイムチャットが楽しめる新機能「スクエア」が追加された。
オープン・インタレストグラフの領域へ強化
LINE PLAYは、自身のアバター(キャラクター)を作ったり、マイルームを装飾するなどして、アバターコミュニケーションを楽しめるサービス。スマホのアバターコミュニティでは世界最大級の規模で、210の国と地域で1,400万人に利用されている。 今回LINE PLAY内に新設された「スクエア」は、1空間で最大20人のアバターまで(友だちでなくても)同時にコミュニケーションを取ることができる仮想広場。
自分のアバターを巨人にしたりスピードを変えられるほか、近くのユーザー同士でハイタッチをするアクションがあったりと、同じ空間を共有する他アバターの表情・動作を見ながら、セリフの吹き出しで会話するため、より気軽で臨場感のあるコミュニケーションができる。 これまでの「ラウンジ」などにおけるテキストベースの交流を超えて、より一体感、親近感が沸きそうな雰囲気が醸成されるのかもしれない。なおスクエア内では、他のユーザーには公開されない二人きりの「ささやきチャット」をリクエストすることも可能だ。 LINE PLAYでは、LINEが得意とする家族や親しい友人と楽しめるコミュニケーション(クローズド・リアルグラフ)とは別領域の、興味・関心でつながるコミュニケーション(オープン・インタレストグラフ)のプラットフォームとしての可能性を追求してきた。今回のスクエア機能は、それを本格的に強化する役割を担うものと位置づけられている。