Nokiaは、かねてより噂されていた同社初となるAndroidスマートフォン「Nokia X」「Nokia X+」「Nokia XL」の3機種を発表した。
Android 4.1ベースのカスタムOS搭載
Nokia XにはAndroid 4.1ベースのカスタムOSが採用されており、Kindle Fireのように、Androidアプリは使えるがGoogle Playは利用できず、Nokia独自のアプリマーケットを通じて配信される。また、OneDriveやSkypeなどMicrosoftのサービスとの統合がはかられているほか、Windows Phoneのようなメトロ風のUIとなっている。 Nokia XとNokia X+の主な仕様はRAMを除き共通で、4インチWVGA(800×480)のディスプレイ、Qualcomm Snapdragon S4 1GHz デュアルコアプロセッサを搭載し、内蔵ストレージは4GBでmicroSDをサポート、メインカメラは300万画素、バッテリー容量は1,500mAh。RAMはNokia Xが512MB、Nokia X+が768MBとなっている。
Nokia XLは、5インチWVGA(800×480)、RAMが768MBのモデル。内蔵ストレージは4GBでmicroSDをサポート、背面に500万画素カメラ、前面に200万画素カメラ、Qualcomm Snapdragon S4 1GHz デュアルコアプロセッサを搭載する。 ローエンドモデルで、Nokia Xが89ユーロと低価格。Nokia Xは本日より、Nokia X+とNokia XLは2014年第2四半期に、主に中国や東南アジア、中南米など新興国向けに発売される予定。