ゲームのタイトルはPrism 3Dとある。  紙風船で3D……。  何それ、気になる…。  早速ダウンロードしてプレイ開始!

とりあえずplayしてみた

 スタート画面でplayをタップし、次にnew gameをタップ、レベルは1からスタートだ。  ゲームを始めるときは、スマートフォンを水平にしておこう(傾き検知センサーを利用しているため)。ゲーム開始後にポーズをかけて、calibrateを選択することで修正することも可能。  ゲームが始まると、近未来的なBGMの中、暗い空間に浮かぶ床の上をボールが跳ねている。  試しにアンドロイド端末を手前に傾けてみると、ボールが手前に跳ねてきた!  持ち前の運動神経と反射神経で見事に危機回避……と思ったのも束の間、ボールは床に着地できずに、下の暗闇に消えていった。

再挑戦

 すぐにリスタート。  最後のボールが跳ねたあたりで、再びボールが跳ね始める。  とりあえず、傾けたほうにボールが跳ねていくことは理解できたので、今度は前方に傾けてみる。  予想通り、ボールは前方に跳ねていく。  床のタイルには、数字や図形が描かれているが、きっと点数か何かだろう。  なんて考えながら、3回ほど跳ねていくと、道が斜め左方向に曲がっているのが目に入った。  直進すると、また下に落ちてしまう!  そこで、調子に乗ってスピードを出していた僕は、ボールを落とさないようにするために、手前方向に端末を急に傾けた。  優秀な危険察知能力で華麗に落下を防いだ……と安心したのは一瞬にすぎなかった。ボールのコントロールを失ってしまい、なんとかボールを制御しようと端末を前後左右に傾けたが、奮闘むなしく下に落としてしまった。

次こそは……

 すでに2回の失敗を経験した僕は、ボールコントロールの感覚を何となくつかめて来ていた。  サッカーのリフティングの感覚であり、学校の掃除の時間にホウキの柄を手のひらに乗せてバランスを取って遊んだ感覚であり、テニスラケットでボールをポンポン跳ねさせる感覚である。  そう、多くの人が経験してきたであろう、あの感覚なのだ。  床のタイルを手に持って、その上でボールを跳ねさせてコントロールすると考えればいい。  文章ではイメージしづらいかもしれないが、実際にプレイしてもらえれば納得してもらえると思う。  この説明不要で誰にでも直感的に理解できる点が、このPrism 3Dの最大の特徴と言えるだろう。  実際に、ゲームをあまりすることのない20代の女の子にプレイしてもらったところ、すんなりと楽しめていた。    3回目のチャレンジは、もちろん失敗した。

慣れてくると上手くコントロールできる

 感覚をつかめてくると、最初は厳しかったレベルでも楽にクリアできるようになってくる。この上達する手ごたえが、テンポのいいゲーム進行と音楽と相まって、なかなかゲームをやめる気にさせない。  レベル1、2、3……とクリアしていくと、徐々に邪魔なタイルが増えてきたり、着地させられるタイル数が減ってきたりして、どんどん繊細なボールコントロールを要求さるようになってくる。  「きっと、こんな嫌らしいタイル配置にしてくるに違いない」という予想していると、いい意味で予想通りの配置をしてくるなど、ユーザを楽しませる(悩ませる)構成になっており、難易度のバランスも適切だと感じた。    チャレンジ精神旺盛なプレイヤーなら分かるかもしれないが、ニヤニヤしながら「おい、ふざけんな!ひどすぎる!(笑)」と、ついつい1人でつぶやいてしまうほど楽しめた(実際は、もっと汚い言葉で1人端末に向かって罵っていたわけだが……)。

自分でレベルを作りたい

 これもいい意味で予想通り。  ゲーム開始画面でlevel editorをタップすると、タイルを自由に配置してレベルを作成することができるのだ。  画面下のアイコンをタップすることで、左から順に     配置するタイルの選択   選択しているタイルの情報を見る   元に戻す   ノーマルタイルを選択   タイルの消去  を行うことができる。  作成作業は非常に簡単だ。  しかも、自分で作ったレベルをアップロードすることで世界中のプレイヤーに挑戦状を叩きつけることができる。  もちろん、他のプレイヤーがアップロードしているレベルをダウンロード楽しむことができる。  play→manage levelsから可能だ。  自分で作成したレベルや、ダウンロードしたレベルをプレイするには、custom levelを選択すればいい。

タイルの種類

 ほとんどのタイルはプレイしていく過程で自然と理解できるし、helpには簡潔な説明がある。  しかし、中には分かりづらいタイルもあるので、少しだけ簡単に解説しておこう。  ボールが大きくなる ボールが小さくなる 高く跳ねる 低く跳ねる一定時間、加点・減点が2倍、3倍、5倍される

Appllioメモ

 通常のゲームモード(new gameとcontinue)と、ユーザ作成レベルを楽しむことができるcustom level以外にも、infinite modeも用意されている。こちらは、名前どおりだとすれば、コンティニューできなくなるまで無限に続くモードなのだろう(少なくとも僕は、ひたすらプレイしつづけてもゴールに到達することができなかった)。  このゲームはゴールを目指すだけでも楽しめるし、それだけで飽き足りなくなったら、高得点を目指してやりこみプレイをするのもいいだろう(ゲームスタート時にFeintというランキングサイトに登録することができる)。    誰もが手にすることになるであろうアンドロイド携帯で、誰にでも理解できて楽しめる体感型のゲームとして、このPrism 3Dは非常におすすめできるゲームアプリだ。  無料版のPrism 3D FREEも用意されているので、是非プレイしてみてほしい。

アプリデータ

有料版

ジャンル:アクション 価格:$0.99 言語:英語 Androidマーケットの評価数:341件(2011年2月4日現在) Androidマーケットの評価:4(2011年2月4日現在) レビュー時のバージョン:1.6.12 デベロッパー:HyperBees Ltd

通常版Androidマーケットからダウンロード WEB版アンドロイドマーケットからダウンロード

フリー版

ジャンル:アクション 価格:無料 言語:英語 Androidマーケットの評価数:650件(2011年2月4日現在) Androidマーケットの評価:4(2011年2月4日現在) レビュー時のバージョン:1.6.12 デベロッパー:HyperBees Ltd

通常版Androidマーケットからダウンロード WEB版アンドロイドマーケットからダウンロード

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