Twitterは米国時間2015年8月12日、6月に予告していたダイレクトメッセージ(DM)機能における140字制限の撤廃を開始したことを発表しました。新たな文字数制限は1万字(400字詰の原稿用紙で25枚分)となり、日常的な利用形態では実質的に無制限になったと考えてよいでしょう。 Twitterは最近、フォローに関係なくDMの送受信を可能にしたり、グループ内の複数ユーザー間でメッセージを送受信できるグループDMを実装したりするなど、DM機能の充実を図っており、プライベートなメッセージングサービスとしての側面を強化しています。 この変更は、本日より今後数週間にわたって、Android版公式アプリとiOS版公式アプリ、twitter.com、TweetDeckおよびTwitter for Macにて順次展開されていきます。また、アプリは最新版にアップデートされている必要があります。SMS経由でのDM送受信には従来通りの文字数制限が課されるとのこと。DMの1日あたりの最大送信件数は1000件に据え置かれるため、システム上は1日最大1000万字までDMを利用できることになります。 なお、Twitterでは、通常のツイートの文字数制限は従来どおりの140字を維持していくとしています。