本記事では、それぞれの意味・違いを踏まえたうえで、「名前」や「ユーザー名」を変更する方法を解説。なぜか変えられないときの原因・対処法についても紹介します。 なお、ユーザー名を「ID」と呼ぶのは間違いではありませんが、Twitterのシステム内部ではユーザー名とは別に「ユーザーID」がアカウントに紐付けられています。後述するように、ユーザー名は変更可能であることから、むしろ固有のIDとして適当なのは「ユーザーID」のほうだと考えられます。 名前はユーザー固有のものではないため、他のユーザーと同じ名前を設定することもできます。 ユーザー名はユーザー固有のものであるため、すでに使用されているユーザー名に変更することはできません。 ユーザーIDを確認するには、PCブラウザでツイートページのソースを表示して、「“user_id”:“ユーザーIDの数字”」となっている箇所を探す方法が手軽です。たとえばChromeなら、ツイート上で右クリックして[ページのソースを表示]をクリックすれば、ツイートのHTMLをチェックできます。 この方法は、あくまで自身がTwitterにログインしている際のIDを確認する方法で、他ユーザーのユーザーIDを確認することはできません。 Twitterの名前は、プロフィール編集ページで変更できます。 すでに他のユーザーが使用しているユーザー名は設定できません。どんなユーザー名にするか迷ったら、「おすすめユーザー」に表示されているユーザー名から選ぶのもいいでしょう。 プロフィール画面でユーザー名の変更が反映されていることが確認できます。 単にユーザー名を変更したいだけであれば、変更直後に自分の管理下にある別アカウントのユーザー名を旧ユーザー名に変更することで、旧ユーザー名を確保しておいたほうが無難です。 新規アカウントに従来アカウントのユーザー名を引き継がせたい場合は、従来アカウントのユーザー名に数字などを付け足して別のユーザー名に変更し、すぐに新規アカウントで従来のユーザー名を取得してしまいましょう。別アカウントにユーザー名を移行させる場合も同様の方法でおこないます。 前述のとおり、「ユーザー名」はいつでも変更できます。したがって、嫌がらせをしてくる相手に変更後のユーザー名を関知されなければ、自分宛ての@ツイートなどを未然に防止することは一応可能です。しかし、ユーザー名の変更を相手にさとられないようにするのは難易度が高いかもしれません。 さらに言えば、変更後のユーザー名が相手にバレなかったとしても、同一アカウントを使い続けている限り「ユーザーID」が変わることはありません。あらかじめ相手にユーザーIDを把握されていると、ユーザーIDから変更後のユーザー名へ容易にたどり着けます。ユーザーIDを入力してユーザー名を判定するウェブサービスがあるほか、「https://twitter.com/intent/user?user_id=245348114」のようにURL末尾にユーザーIDを入力すれば、現在のプロフィール情報を確認できてしまうからです。 嫌がらせ対策としては、Twitterが提供しているブロック機能やミュート機能を十分に活用するほかないでしょう。それでも対策できなければ、不本意ながらアカウントを作り直すしかないのかもしれません。 また、Twitter公式アプリやPCブラウザ版Twitterに変更履歴を確認できるような機能はありませんが、それを調べる外部ツールは複数存在しています。 ユーザー名を変更したことがわかるように、固定ツイートなどを活用してフォロワーの目に留まるよう工夫するといいでしょう。