また、新ブラウザ「Microsoft Edge」やWindowsの検索機能などで日本語を入力できなくなる不具合も発生しているようです。 — のりおかき (@HA_noriokaki) 2015, 8月 8 — ウシオ (@chiakichi_ushio) 2015, 8月 8 Google日本語入力のWindows 10対応状況 - Google プロダクト フォーラム (2015年9月19日更新)公式ブログで対処法が紹介されています(Windows 10 で発生している他社製 IMEの問題について - MSDN Blogs)。 筆者も先日、Windows 7からWindows 10にアップグレードしたところ、同様の現象が発生しました(あくまでも"筆者の環境において"発生したにすぎませんが)。ある程度は対処することができたので、ひとつの例として紹介しておきたいと思います。ただし、すべてのWin10ユーザーに適用できることは保証できません。また、以下はすべてPCを使った場合の説明です。ご注意ください。 — みーちゃ (@reinobasyo) 2015, 8月 4 — バトルプログラマー柴田智也 (@tomoya_shibata) 2015, 8月 6 日本人のアプリ所持数は世界一、1人あたり平均100本以上をインストール──App Annie調査

Google日本語入力やATOKを使えるようにする

Google日本語入力

まず、アップグレード時の既定アプリの設定時点で異変に気が付きました。左下のちょっと分かりづらい位置から既定IMEを設定変更できるのですが、選択できるIMEのなかにGoogle日本語入力は表示されているものの、いつもの青と赤と黄色のアイコンが見当たらない代わりに「日本」という素っ気ない表示が鎮座していました。

とりあえずGoogle日本語入力を選択して特に問題なくアップグレードを済ませた後、Chromeブラウザで作業をしようとしたとき、IMEがMS IMEに戻されている現象に遭遇しました。また、IMEをGoogle日本語入力に変更しても、ひらがなや半角英数字などを選択できる入力オプションは表示されず「日本」としか表示されません。 「現在、Google日本語入力は既定のIMEとして設定されていません。Google日本語入力を既定のIMEとして設定しますか?」というダイアログが出てきた際に[はい]を選択していましたが、無意味だったようです。再起動すると、再び既定アプリはMS IMEに元通りになってしまいました。 ここでひとつ思い出したのは、OSアップグレード時には再インストールせよというGoogle公式ヘルプでした。 そこで、最新安定版のGoogle日本語入力を再インストールしてみたところ、通常どおり利用できるようになりました。アイコンも例の青と赤と黄色のものになり、入力オプションも表示されるように。この再インストール時に既定IME設定のオプションが有効になっているはずなので、通常はそのままで既定IMEとして設定されると思われます。 ただ、既定IME設定の問題は、再インストールのみで解決しないケースもあるようです。その場合、あらためて設定をいじる必要があります。 — ォヶラ (@okerror) 2015, 7月 30

ATOK

ATOKの状況はさらに複雑なようです。

製品によってWindows 10への対応が異なるとともに、対応している製品であってもWindows 7からのアップグレード時にはアンインストールと再インストールが必要なものがあったり、アップデートモジュールの適用が必要とされていたりします。アップデートモジュールを当てると、Microsoft EdgeやWindowsストアアプリなどで、かな入力が正常に動作しない現象などが回避できると説明されています。 詳しくは、下記リンクを確認してください。 ジャストシステム製品の Windows 10 対応状況 | ジャストシステム

既定の文字入力方式(IME)を変更する

最新安定版のGoogle日本語入力を再インストールしても既定IMEがMS IMEのままの場合、コントロールパネルから設定を変えられます。 「コントロールパネル」>「すべてのコントロールパネル項目」>「言語」>「詳細設定」で上から2番めの項目「既定の入力方式の上書き」でGoogle日本語入力を選択すれば完了です。

コントロールパネルの開き方

Windows 7からのアップグレードユーザーは、コントロールパネルが行方不明になって戸惑っている人もいるかもしれません。 コントロールパネルの開き方でもっとも楽なのは、スタートボタンを右クリックして表示されるメニューから選ぶ方法でしょうか。[Windows]+[X]でもすぐに開けます。 ※[Windows]は、Windowsロゴがプリントされているキー

Windows 10の各種機能やWindowsアプリで日本語入力ができない不具合

いずれ解決する問題でしょうが、少なくとも筆者の環境では、今のところGoogle日本語入力ではMicrosoft EdgeなどのWindowsアプリや検索機能などで日本語を入力できません。 — ともしぃ (@tmosyi) 2015, 7月 30 ATOKでは、前述のとおり、アップデートモジュールを適用することで解決するケースもあるようです。

当面の対処法

筆者が考えた当面の対処法は、以下の何のひねりもない2つの方法です。 — DJ souchou (@djsouchou) 2015, 8月 1

最初からMS IMEを使う(ユーザー辞書をインポートして) 必要な場合だけ、MS IMEに切り替える

筆者は、後者の方法を採用することにしました。簡単に[Windows]+[スペース]で切り替えられるからです。

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